暖かくなってきたので、今日から通勤時のジャケットを冬物から春物に替えました。車での通勤なので、季節感はほとんど無いのですが、服が軽くなると気持ちも軽くなったような気がします。
今日は風がとても強く、昨日までとうって変わって、肌寒さを感じました。
熊野神社の「三春の瀧桜」も強風に揺れていました。まだ三分咲きといったところでしたが、遠くから見る桜の枝は、風に左右に揺れていて、上から下へ瀧のように流れているように見えました。
福島県の三春町は仙台の名将伊達政宗公の正室愛姫(めごひめ)の生誕の地でお殿様が梅、桜、桃の花を愛し領地に沢山植え育てた事からこの地には梅の春、桜の春、桃の春と三つの春あると云うことで、三春と呼ばれるようになったと云われています。瀧桜は、お殿様が自らお手植えされた紅枝垂桜で普段は過疎地の様な風情の処ですが四月半ばの開花時期には、近隣の凡ての道路が花見客やカメラマンで渋滞を引き起こします。夜桜が素晴らしくまるで瀧がゴウゴウと流れている様に見える事から瀧桜の名がつきました。花の色は薄い通常の紅枝垂桜よりも薄い織細なピンクです。熊野神社の先代の宮司松田富冶乃様が神様は瀧が所望じゃといわれて、小野田市の菩提寺山の現在境内地に熊野神社を御遷座されたとお聞きして、子供たちの成長を祈って瀧桜を献木いたしました。(現地の説明板による)
では。
(撮影日2009.03.20)