功山寺から壇具川へまっすぐ200m下ると、右手にあるのが笑山寺です。階段の上に見えているのが山門です。
階段を登り山門をくぐると、正面に本堂があります。右に動物供養塔、左に石塔が見えています。
下関指定文化財 笑山寺十三重石塔。
多層塔、多重塔ともいい、三重・五重・七重・十三重塔の奇数で造られています。笑山寺の石塔は、高さ三.二八mの花崗岩。上部の相輪が失われ材質の異なる宝珠が乗っています。十三層の軒部分の反りは緩やかに彫られ、鎌倉時代後期の特徴が伝えられ古い層塔の少ない県内では貴重な石塔です。笑山寺は、曹洞宗の寺として元和年間(一六一五~二三)に、長府初代藩主毛利秀元が、廃寺潮音寺この地に移したのが開基と伝えられています。承応元年(一六五二)秀元の父穂田元清の霊位を移し、その法名「洞霊寺笑山常快」にちなんで笑山寺と称しました。境内には、長府藩二代光広・七代師就の巨大な五輪塔が建っています。(現地の説明板による)
境内右にある動物供養塔です。
では
(撮影日2009.04.09)