栄山公園のすぐ近くにある山口大神宮小郡遙拝所です。
すぐ横が栄山公園です。かつては参道があったのでしょうか。両側に灯籠があります。
山口市指定文化財。
遙拝所入り口には高灯籠があります。この灯籠は山口大神宮の案内所として、津市に鐘楼とともに設置してあったものを移転したということです。太くて深く刻まれた「太神宮」の文字が堂々としていてとても印象に残ります。
遙拝所の広場回りには見事な木が立ち並んでいます。
元治元年(一八六四)1月から6月藩庁の許可を得て、小郡村民が浄財を出しあって建立した。この頃、藩庁は外国軍艦や幕府軍との戦いに備えて城を萩から山口へ移した。山口の守衛のため、小郡柳井田「中領八幡宮」前に関門と砲台を設置し、山口小郡間の自由な往来を禁止した。そのため、九州・四国から来ていた多くのお伊勢さま「山口大神宮」参拝客は、参拝ができなくなり、みかねた小郡村民が、遥拝所をこの地に設けた。小郡遥拝所は外宮で、同時に防府の台道の山に内宮が建立されたが、これは今は残っていない。この建物は平成6年に補修した。山口市教育委員会(現地の説明板による)
遙拝所というだけあって、ここからの景色はとってもいいです。
では。
(撮影日2008.11.14)
長府しつけことばというすばらしいものがあると聞きました、子育て真っ最中の私の参考になるといわれましたがどこを探せば見つかるのでしょうか。