山口大学の吉田キャンパスの前に流れている小さな川、九田川、その川にかかっている朱色の橋。
その橋の向こうに岸にある鐘楼です。左には鳥居があります。
鳥居の前の道は狭くて、車1台が止められるくらいの狭い空き地がありました。
鳥居から階段が続いています。標高は35mということなので、山と言うよりは丘陵ですね。日吉神社はこの階段の上です。参道の途中には「横穴墓群」がありましたが、まず日吉神社を参拝しました。
階段はいったんとぎれて平らになってそのまま続きます。ここからは遠くに拝殿が見えます。拝殿の手前はまた上り坂で、両側にたくさんの灯籠が立ち並んでいます。松山が松食い虫にやられたので植林したということです。
拝殿が見えてきました。
手水舎です。
狛犬。
狛犬。とても古い時代のものに見えますね。
由緒書。
社号額。
拝殿内部です。絵画が四方に飾ってありました。
いい言葉が掲げられています。「ねてもさめてもにこにこと」
日吉神社は平井一帯の氏神です。社伝によると天慶6年(943)の創建と言われています。もとは別のところにありましたが、寛永2年(1625)に社殿が焼失したため、現在地に再建されたものです。この社には雨乞いの神事があり、日照りが続いて、水不足になると氏子中の農家が、井手原の高井井手に神主を迎えて祈願を行い、それが終ると神主を川に落とす風習があります。(「ふるさと山口」75p)
続きます。
(撮影日2009.11.29)