香山公園の近く、県庁に近いところにある洞春寺です。
山門は重要文化財です。
香山公園の五重塔は山口市の観光では必ず行くところだと思いますが、この洞春寺には観光客も足を伸ばさないようで、いつも人の気配が少ないです。車は門の横の道から中に入れます。
洞春寺山門。四脚門。切妻造。檜皮葺
洞春寺は戦国時代に中国地方十カ国を治めた戦国大名毛利元就の菩提寺です。この地には応永年間の初め(一四〇〇年頃)大内盛見が建立した国清寺がありました。この山門はその国清寺の創建当時のものといわれ、全国的にも数少ない大変貴重な四脚門です。(四脚門は、奈良時代から建造され始め、もっとも格式の高い門でした。)構造手法は雄大で、特に太い円柱や彫刻のない大きな板蟇股、反りの大きい垂木などが当時の特徴を表しています。(現地の説明板による)
これは中から外を見たところ。門の前の道が狭いので道向の家が見えています。
重要文化財の表示板。
門の右手にある句碑です。
では。