長府侍町の日頼寺の裏山です。日頼寺へ上がる階段の上の山門をくぐると、右に山に続く坂があります。ここの石段は少し荒れた様子で、土が流れて石がむき出しになっています。
階段の上の正面に「仲哀天皇殯斂地」があります。手前に門がありますが、鍵はないので中に入ることができます。
長府の忌宮神社には仲哀天皇の仮の皇居「豊浦宮」の跡があります。
仲哀天皇は豊浦宮で崩御されたということなので、ここに仮埋葬地があってもなんら不思議はないですね。
この盛り上がっているのが埋葬されている場所なのでしょうか?。ちょっと小さいような気がするので、この山全体が墳墓なのかもしれません。この場所は満珠・干珠を東西に結ぶ線の延長と忌宮神社本殿から真南に引いた線の交点にあたり、位置関係になんらかの意味があるのではないかといわれています。
日頼寺参道横に石碑があります。
では。
(撮影日2008.12.24)