なまぬるい梅雨に刺激的なメシアンを聞く
なまぬるい梅雨に刺激的なメシアンを聞く

なまぬるい梅雨に刺激的なメシアンを聞く

メシアンエディション

ニュースによると今日梅雨入りしたそうです。とたんに湿度が高くなって、昨日から一転生ぬるい一日になりました。最近の梅雨は20年くらい前だとまだ梅雨寒むとかいって梅雨は冷たく冷えていた気候だった思うのですが、温暖化で暑いばかりですね。これまで梅雨は嫌いな季節じゃなかったけど、これからは好きな季節とはいえなくなりそうです。

『300回記念 小澤俊夫&小澤征爾対談 3 (ロストロポーヴィッチと音楽キャラバン)』

さて、以前も書いたのだけど、「小澤俊夫昔話へのご招待」の300回記念で小澤俊夫先生が弟の指揮者小澤征爾氏と兄弟対談をしています。その対談3回めの終わり頃、小澤俊夫先生が「バッハはゴシック教会のあの音の響きを耳に浮かべて作曲していた、先に響きがあった。」と言ったことに対して、小澤征爾氏が「メシアンがトリニテというパリの教会でオルガンをずっと弾いていたので彼の耳の中ではあの響きがはいっちゃてる。毎週弾いているわけだからああいう音の作り方になる。」と「アッシジの聖フランチェスコ」について言ってました。

メシアンの音の響きは独特なので聞けばそれと誰にでもすぐわかるような気がしますが、曲名を言われてもどれがどの曲なのかよくわかりません。そういえば、最近メシアンを聞いていませんでした。今年の夏はメシアンの夏にしようかな、と引っ張り出してきたの昔買った「メシアン・エディション」。私はバッハはほとんど聞きません。聞くのはストコフスキーが演奏しているやつだけ。教会にも行きません。だからゴシック教会のあの音の響きと言われてもわからないのです。

で、アッシジ・・を聞こうと思ったのだけど、残念、これに入ってなかった。ということで久しぶりにケント・ナガノの「トゥランガリラ交響曲」を聞いてます。これ、よく聞いたよな。「アッシジの聖フランチェスコ」どこかにあるはずなので探してまた聞きたいと思います。

“messiaen 100th anniversary box set” をiTunesで買っていたはず、と思って探したのだけどPC内に見当たりません。iTunes storeの購入済みには表示されるのだけどね。DLできないようです。どこかにバックアップがあったはずなので探すしかないですね。

では。