幽霊と友情のアニメで思い出した母の味。
幽霊と友情のアニメで思い出した母の味。

幽霊と友情のアニメで思い出した母の味。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 Blu-ray BOX(通常版)
アニプレックス (2013-08-21)
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先日の公休日、1日かかってNetflixでアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」を見ました。全11話。1本約20分なので、全部で約220分、それだけで見終わるのに3時間以上かかりました。普段はアニメは見ないのだけど、実写版が放映されたということでちょっと評判になっていたので。

エピソードでの中で、死んだお母さんが作ってくれた蒸しパンの話が出てくるのだけれど、まさにドンピシャです。私の母親も作ってくれてました。

私の母親は料理は下手だったので小さくて固い蒸しパンしかつくれなかったのか、その頃はまだふくらし粉が手に入れにくかったのか、今スーパーで売っている蒸しパンを想像すると別物です。

台所で出来上がるのをじっと待ってましたね。蒸気の立ち上る蒸し器から出してたばかりの蒸しパンを兄弟で競いながら食べてました。

この頃の食べ物で思い出すのはシャコの塩茹で。これは甲羅が尖っていて、手や口にやたら突き刺ささるので痛くて、そのうえ身が薄いので食べにくかった。

どちらも今思うととうてい旨い食べ物じゃなかったけど我が家にとっては月に1回あるかどうかの特別な母の味でした。

実写版のドラマは見てないのでなんともいえないのだけれど、シリアスなテーマにもかかわらずよく出来ていたように思います。時々涙が溢れてきました。タイトルには入っているのですが、物語と花は関係ありませんでした。

では。