祐徳稲荷神社は「萬子媛(まんこひめ)が、朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請したのに始まる」(ウィキペディア)ということで、いずれマダムN氏が本を書かれると思うので、上梓されるまで詳しいことはお預けにします。萬子媛ってちょと名前が微妙なので大声では言えないんだけどね。さて、これは楼門の正面の神楽殿。
中はこんな感じ。祈願を受けている方がいました。この方以外にも小さな子供さん連れの方が参拝されていたので、七五三のお参りだったような気がします。
右のほう。おや、でっかいお面がありますね。これは何?。
「奉納 御鎮座300年記念」と書かれています。面師の梶原という方が奉納されたものみたいです。
左にもありました。右と同じ事が書かれてました。面師の方は75才だったようです。
では階段を上って本殿へ向かいます。本殿への階段は一方通行でこちらが上りです。
階段は結構急で、参拝が終わって階段を降りた後、足の筋肉がぶるぶる震えていたのに気がついて、そんなに足腰弱かったのかとびっくりしたほどです。これは奥の院のへの坂を途中まで登ったせもありますけどね。
見えてきました。見えている大きな絵は鳳凰。
ここもきらびやかで、天井を見上げると鳳凰の天井絵が描かれてました。天井は見逃しがちですが、これは必見です。
とにもかくにもお参りします。お願いごとはずうずうしくもひとつだけ、いつもと同じです。家族の健康です。
右の方では御札、巫女さんがおられてお守りを販売してました。
これは高い、でもよそでは見たことがないお守りです。ぜひ買いたかったのですが、断念しました。写真では隠れてますがうまくいく絵馬というのがあってこれは1500円だったので、買えない金額ではありません。これですべてうまくいくなら安いものです。
おみくじも今回はパス。
さらに山の上に奥の院があるということで向かったのですが、半ばまで登ったところでこんな感じになって、これ以上は昇るの無理、力尽きたので引き返しました。
工事をしてたのはこういう理由です。神社もいろいろ変わっていきますね。便利になることはいいことです。
参集殿の裏から日本庭園に行けたのですが、お隣のトイレだけ借りて門前商店街の散策をしました。
商店街はとても古い感じがします。昭和っぽいといえば昭和っぽいおみやげ屋さんが並んでます。この雰囲気が好きだというお年寄りもいるかもしれませんが、時代に取り残された感がありますね。商品を見ていると中の人が寄ってくるのも鬱陶しいです。もっと自由に見させてもらわないと買う気になりません。
さて、この日はJR九州のウォーキングラリーをやっていたり、肥前浜宿で秋の蔵々まつりをやってたりして祐徳稲荷神社周辺はとても賑やかでした。ウォーキングの方は一様に同じ格好、帽子にデイパック、をしているのですぐにそれとわかります。古い町並みの残る肥前浜宿は最初の予定では行くつもりだったのですが、人が多そうなので、今回は行きませんでした。機会があれば人が少ない時期に再訪したいと思います。時刻は10時、今から佐賀市内へ戻るとちょうどいいかな、ということで先日アップした佐賀市内の三瀬へそばを食べに向かいました。Yelpのレビューはこちらです。
続きます。