佐賀県の伝説と世界遺産を訪ねる旅2日目です。ホテルを出て唐津方面へ向かいます。伝説の佐用姫の大きな像があるという「道の駅厳木」(風のふるさと館)に立ち寄りました。
恋しい人との別れが辛くて、手を振り続けて、最後は石になってしまったという佐用姫伝説の里厳木(きゅうらぎ)です。類まれなる美人だっということです。
佐用姫伝説は「日本三大伝説」のひとつだそうで、あとの2つは「浦島太郎伝説」と「羽衣伝説」です。あとの2つは知っていても佐用姫伝説は旅の予定を立てるまで知りませんでした。
松浦佐用姫伝説 / びびっと!からつ ~唐津ポータルサイト~
駐車場が道に沿って細長いので佐用姫像に一番近いところに駐めました。
公道沿いの標識。風のふるさと館と書かれてます。
とても大きいです。高さは12メートルだそうで遠くからでもよく見えます。
顔が山の方を向いていたので、写真がとりにくいなあと、どこを向いているのだろうと思っていたのですが、じっと見ていたらゆっくりとですが右回りに回転してました。15分で1周してるそうです。
伝説にあったように長い領巾(ひれ)を振ってます。このあたり佐用姫の深い愛情に涙がちょちょぎれますね。
これは説明板。万葉集からの短歌が引用されています。
海原の沖行く船を帰れとか領巾振らしけむ松浦佐用姫
道の駅を佐用姫の前から。
道の駅の説明板です。これによると、「風のふるさと館」というのは画家中島潔画伯にちなんでつけられたものらしいです。
建物の前ではみかんが山盛りでした。200円は安い。
道の駅の中の様子です。普通に地場産品を販売しています。お客さんは地元の人のようです。壁ぎわのお肉や魚を買われてましたね。
嬉野茶なども売ってました。佐賀県と入ってもちょっと遠い。
続きます。