旅のプランはまず初日に自宅から1番遠い場所の行きたいところに行って、自宅の方向へ向かって引き返しながら、面白そうなところを決めていきます。今回だとまず姫路城ということになるのですが姫路のホテルが予約できなくて、姫路に近い、岡山よりの相生のホテルを予約しました。観光施設は月曜日、月曜日が祭日の場合は翌日の火曜日がお休みといところが多くて、予定を立てていると休みで行けないところも出てきます。今回だとBIZEN中南米美術館、安良田お好み焼き店などがそうです。祭日の姫路城は駐車場も待たなければ入れないほど混雑するということだったので、今回は初日と2日目の予定を入れ替えました。
で、次に向かったのが、紅葉が美しいという「龍野公園」、たつのの醤油の歴史がわかるという「うすくち龍野醤油資料館」、大好きな素麺の故郷にある「揖保乃糸資料館そうめんの里」。この3つは近いのですが、龍野市は相生市と姫路市の間にあるので、ホテルより姫路よりにあります。
時間が足りなくなるかなと思って、順番を変えてまず、「うすくち龍野醤油資料館」へ、時間が無くなればあとの2箇所はおパスすることにしました。
相生駅を過ぎて国道2号線を大坂方面へ、揖保川に沿って川の上流へ向かいます。川の反対側にヒガシマル醤油の工場が見えてきます。ヒガシマルの工場は事前に予約すると見学できるのですが、事前予約で90分かかるということで、あきらめました。
揖保川の河川敷に車が沢山止まっていました。橋のたもとの信号を過ぎて左折して城下町へ入ります。道が狭いのですが、人がぞろぞろ歩いています。一方通行とかがあって、気をつけながら車を進めました。駐車場についたのは16時近くでした。
うすくち龍野醤油資料館の前の道に貼ってあったポスターです。人が多いのはこれだったんですね。河川敷の車もこの祭りに来ていた人たちのものだったようです。事前に知っていたら早めに来て城下町を散策して楽しめたのに、ちょっと残念です。城下町なので町並みも昔ながらの面影を残して情緒があります。店先や路地の角ではイベントも行われていたようで、片付けをされている隣を車で通過しただけですがとても楽しそうでした。
うすくち龍野醤油資料館の正面です。
登録有形文化財。近代化産業遺産。
受付で10円払って!。安い!。これはただみたいのものですが、有料にすることでお客を選別してるんでしょうね、中にはいりました。入って右に行った部屋でまず映像を見ます。手作り感が会ってなかなかいい感じです。
帳場の様子が復元されてました。
受付の方と少し話をしたのですが、揖保川の伏流水は鉄分の少ない軟水なので発酵した時にしょうゆの色が薄くなるということでした。また軟水では昆布やかつお節のだしの成分が多く抽出されて味が豊かになるのだそうです。
実際に醤油を作っていた道具類が展示されています。
これは大豆を煮る釜とコメを蒸すための釜です。
続きます。