アレイからすこじまを後に、向かったのは大和ミュージアム。車は目についた手前のマリンビルに駐めました。1時間100円です。ゆめタウンの駐車場でもよかったのだけど、ここは満車状態でした。1000円買い物をすれば3時間無料ということなので、買い物する予定があればここに駐めるのがベストだと思います。
2階の空中通路を通ると”YAMATO MUSEUM 10th anniversary 2005-2015″ と書かれた旗がたくさん掲げられていました。開館して10周年のようです。実は呉には37年ぶりに行きました。今はとても賑やかですが、当時は大和ミュージアムだけでなく、このあたり何もありませんでしたね。当時あったもので覚えているのは洋服の青山だけですね。
見えてきました大和ミュージアムです。
入場料は企画展が300円、常設展は500円。案内所横の自動販売機で購入します。案内の女性の方に見学にはどれくらいかかりますか?と聞いたところ1時間くらいと言われたのですが、私は2時間以上かかりました。流れている映像を見て、展示物を丹念に見ると丸一日はかかりそうです。
企画展は見ないことにして、500円を払って中へ。
戦艦大和の1/10の模型です。こういう場所は撮影ができないだろうとカメラを忘れてきたのが残念です。来られる方はぜひカメラを持参されたらいいと思います。撮影不可のところには撮影不可と書かれてます。映像とかは原則不可のようでしたが、展示物の一部も撮影不可のものがありました。ここでの写真はNEXUS7で撮りました。
当時から呉にはIHIがあって大きなドックが見えていましたが、呉で大和が造船されたものだとは知りませんでしたね。
私が小学生の頃はプラモデルというと戦艦でした。写真で見るとプラモデルそのもの。父親が(戦艦大和ではないけれど)長崎で戦艦武蔵の建造に関わっていたらしいので、もし生きていればここに連れてきたらとても喜んだような気がします。
大和の模型の向こうには海が見えてます。明るくて戦争のイメージはありません。
呉の歴史コーナー。大和の戦歴の説明。ミッドウェー、マリアナ、レイテ。
呉の空襲。
大和に乗っていた人々。
大和の現在。
現在、九州南西沖の水深約350メートルに沈む「大和」の船体は主砲火薬庫の爆発により二つに折れており、主砲塔、副砲塔は船体から抜け落ち、右舷のスクリューは海底に突き刺さっています。
そして涙なしでは見ることができない39分の映像。元乗組員の方、また身内の方が戦艦大和の最後や乗組員の最後の姿が語られています。あたりまえのことだけど、それぞれの方にそれぞれの人生があり、大和にも大和の物語があって体験した方だけが語ることができる出来事。
ここからは呉の歴史。戦前~戦後まで。
1階の大型スクリーンでは大和の技術の結晶がいかに今の日本の技術につながっているかの解説が流れてました。これは文字説明だけだったので、ぜひ3階の大和シアターで石坂浩二のナレーションでの映像を見た方がいいと思います。NEXUS7の調子が悪くて写真はここまでです。ここまででもかなり時間がかかったので、この後はざっと見ただけでした。今回は他の場所を見る時間がなかったのでいつかまた来ることができたらなと思います。
大和ミュージアムを後にして、以前勤めていたBHKという会社に行ってみたのだけど、MHPSという会社になってました。ちょっと残念な気がしますけど、時の流れとはこういうものです。
では。