千林尼棚井山田石畳道 その1石畳道入口
千林尼棚井山田石畳道 その1石畳道入口

千林尼棚井山田石畳道 その1石畳道入口

千林尼棚井山田石畳道(せんりんにたないやまだいしだたみみち) その1

千林尼棚井山田石畳道(せんりんにたないやまだいしだたみみち)を歩いてきました。2号線下岡交差点とJR宇部駅を結ぶ道路の棚井のバス停のすぐ横に石畳道入口の案内表示があります。ここから山の方に向かう道を横を流れる小川に沿って山の方へ登っていきます。しばらく行くと道と小川が交差しています。そこにも同じような案内杭が建っています。そのまま道沿いに山に向かって行きます。

 

千林尼棚井山田石畳道(せんりんにたないやまだいしだたみみち) その1

道幅が狭くなって道が枝分かれしています。その枝分かれした場所から左側の道が第一石畳です。駐車場とかはないので、道の脇にじゃまにならないように止めておきます。このあたりは人も車も通通らないので路上駐車でも全く問題無いと思います。

 

千林尼棚井山田石畳道(せんりんにたないやまだいしだたみみち) その1

第一石畳の始まる前に説明板があります。

千林尼は文化6年(1809)、現代の西岐波の大沢に生まれ。のち縁あって仏門に入り、明治2年5月、60歳で他界されるまで、一生を托鉢して浄財を集め、社会公益事業に献身された。この道は、江戸時代には宇部と楠町を結ぶ主要な道路であったが、山間の細道で難所が多かったので、敷石の舗装をして、通行する人や馬の難儀を救おうと、千林尼が悲願をこめて改修された遺跡である。千林尼は、宇部市、楠町、山陽町と近郷の各地で、数多くの土木公益事業をなされたが、この石畳は道は、尼僧の偉業をしのぶ、現存する唯一の貴重な史跡である。また、この道は郷土の先人たちの素朴な風習をしのびつつ、林の中を歩く、歴史と自然のハイキングコースでもあります。(現地の説明板による)

 

千林尼棚井山田石畳道(せんりんにたないやまだいしだたみみち) その1

車の通れる道路から左へ少し高くなったところに第一石畳があります。

第一石畳
長さ 23.52m 幅 0.41~0.89m

 

千林尼棚井山田石畳道(せんりんにたないやまだいしだたみみち) その1

第一石畳です。
落ちている枯れ葉が石畳をかなり覆い隠してますね。雨で濡れていますが石の上は土の部分より歩きやすいです。石畳のない場所は滑ったり、土に靴がのめり込んで歩きにくいです。

 

千林尼棚井山田石畳道(せんりんにたないやまだいしだたみみち) その1

第一石畳は先ほどの道路と再び交差して、斜めに着き切ってその向こう側の第二石畳に続きます。

続きます。

(撮影日2009.01.14)


大きな地図で見る