鑑真記念館を出発して山道をしばらく走り海岸沿いの道にでました。しばらく走って枕崎市内でセルフのスタンドを見かけたので給油しました。
1リットル128円でした。ガソリンの値段は地域によって違うとは思いますが、たいていは下関より高いです。私が住んでいる地域が特別安いのかもしれません。ガソリンとは違う生臭い匂いがしました。カツオの匂いかもしれない、と思ったけどこれは気のせいかもしれません。
さて約1時間で釜蓋神社の駐車場に到着です。近くに案内板が多数出ているので分かりやすかったです。ネットに掲載されている電話は神社のものではないのでナビに打ち込むと、別の場所に行ってしまいます。なので案内表示に従っていくほうがいいと思います。
駐車場は神社の500m手前のところにあります。神社への道筋は書かれてないですが、道をまっすぐ行けばいいです。時刻は12時半。駐車場は無料。10台程度止ってました。ほとんどが地元鹿児島の車です。1台だけ倉敷ナンバーがありましたが、地元の人が来る観光地。これは期待できそうです。
ぞろぞろと人の流れに沿って歩いていきます。観光バスの駐車場があってトイレもあります。さらに進むとこの鳥居が見えてきました。左には土産物屋さんらしい建物があります。参道というほどでもないけれど、明るくて賑やかな感じです。鳥居をくぐって更に先に進むと
見えてきました。日曜日ですが混雑というほどでもないですが、人だかりが見えますね。右も左も海です。
やってますね。頭に釜蓋を載せてます。
拝殿の右にはハートマークが。「えんむすび」と書かれてますがおみくじを結ぶところのようです。
手水舎。神社では欠かせません。まず手を洗います。
拝殿の右の方に通路があったので行ってみます。絵馬にも釜の絵が描かれてます。
奥にあったこの石は寿石。「良縁、子宝、安産」にご利益あるそうです。どれも必要ないなと、思いながらもナデナデしてきました。
この釜蓋神社、正式な名前は射楯兵主神社といいます。これ読めない。「いたてつわものぬしじんじゃ」と読みます。TV番組「ナニコレ珍百景」で紹介されて有名になったそうです。
この釜蓋の好きなものを選んで、頭に載せて落とさずに鳥居から鳥居まで歩きます。落とさずに歩けば願いが叶うそうです。どの釜蓋を使おうか、と手にとって見たのですが、落とした時に付いたのかかなり傷がついていました。その中の一番傷が少なさそうなのを選んで鳥居のところまで戻ります。
さっそくチャレンジ。奥さんは落として願いがかなわなくなったら嫌なのでやめる、と言ってましたが、これは人前でこういう格好をすることが恥ずかしかったからだと思います。私は恥をかくのは慣れているので果敢に挑戦です。
まず立ったまま頭の上に釜蓋を載せて前後左右のバランスを計ります。両手で少しずつずらしながら一番安定していると思う場所を探します。
それからそろそろ歩き出します。1歩、2歩歩いて揺れないようであれば一気に歩きだします。難しいのは階段のところです。下を見ると落ちるので前を向いたまま。上下に揺れると落ちるので膝をクッションにして、できるだけ水平のまま進みます。
迷ったら駄目ですね。ゆっくり歩きすぎると風の影響もあって落ちやすいので、一気に歩くのがいいと思います。落としてもやり直しOKなのでとにかくチャレンジですね。私は1回で成功しました。思ったほど難しくありませんでした。
お金がいらないのもうれしい。
拝殿の中です。神社を訪れた方の色紙などが貼られてました。スポーツ選手に人気だそうです。
天井画の龍ですが天井を見ようとする人はいませんでしたね。事前に知っていないときっと上は見ないと思います。私は思い出してよかったです。この龍は大きくて迫力がありますが、顔は怖くないですね。
拝殿の左の鳥居からは希望の岬へ続く道がありました。この岬には釜の蓋の形のベンチがあったようなのですが行かなかったので見逃してしまいました。
唐船峡のそうめん流しに続きます。