台風5号が近づいてきて、ちょっと心配な今日このごろですが、暑い今年の夏は汗を流しながら(というのは嘘です、エアコンで涼しい中)Angel Olswn (エンジェル・オルセン) のアルバム “My Woman”を聞いています。
音楽を本気で聞くのはとてもひさしぶりです。たまには昔のロックを聞いたりしていたのですが、このところEDM中心に聞き流していたので音楽を聞いて楽しんでいるのも久しぶりです。
最初に聞いたときにはなんとなくラナ・デル・レイににていると思ったのは、エンジェルの声のトーン、その低音のところとか、ゆっくりとしたメロディがそう思わせたのだと思うのですが、ラナの最新作「ラスト・フォー・ライフ」を聞いたところ、違ったと思ったのでした。
エンジェルの曲は結構バラエティに富んでいて、フォークともロクとも言えない感じ。バックバンドの出す音の影響かもしれないけれど、SSWというよりかなりロックよりの音楽のような気がします。
低い歌声は落ち着いた感じで、絶叫するわけではないのでフォークっぽいのですが、叙情的でもあり、ノスタルジックな感じもします。何処かで聞いたような感じ。
ロックがロックであるのはギターによるところが大きいと思っている私には7曲めの “sister” や9曲めの “Woman” といった曲は大好物。歪みすぎてないノイジーなギターが耳障りよくて、とても心地よい。
エンジェル・オルセンはアメリカのミズリー州セントルイス出身でノースカロライナ州アシュヴィルで活躍している30歳のシンガーソングライター。
今回のアルバムが日本のデビュー作で、これまでに2012年に”Half Way Home”、2014年に”Burn Your Fire For No Witnessni”と2枚のアルバムを出しています。いずれもspotifyで聞けます。 “My Woman” の中の曲ははYouTubeで聞くことも出来るのでぜひ。