人生で2番目くらいに沢山の本を読んだ年
人生で2番目くらいに沢山の本を読んだ年

人生で2番目くらいに沢山の本を読んだ年

 

朝、出勤時の気温は3度。風が冷たい。雪が舞っていた。
さすがに車は少ないのだけど、飛ばしている車が多い。セブンイレブンで暖かいお茶と鮭むすびを買う。ペットボトルで手を温めながら運転する。

仕事に熱中。今週が山。
1週間でチラシの校了が11本。普段の倍。印刷屋さんとオリコミ屋さんが年末年始も動いていたら、ここまで忙しくはないと思うのだけど。(オリコミは仕事をしてるんだけど、受け入れてくれないから。)近いうち、新聞もチラシも個別の宅配はなくなってデータで配信、必要な方だけがプリントアウトして読む、ということになるんじゃないかな。販売店はプリンターのリースとメンテナンスで食っていけばいい。

帰宅後、弟に電話。歳暮のお礼。いつものハムギフト。いつだったか、逆流性食道炎で苦しんでいた時、ビールは飲めないからハムにしてくれ、と言って以来ずっとハム。おかげで年末にハムを買わずに済んでいる。不在通知のQRコードを読み込んで再配達を依頼。電話より簡単。そうか、宅配ボックスにはハムは入れられないのか。弟にはすでに歳暮を送ってある。博多の辛子明太子。去年は「さつま揚げ」を送った。

「イマガワ血風録セルパブ戦記6」を読む。(223冊め。)。忌川タツヤ氏は生きていた。(知ってた。)ぬぁんだって、ボンカレーを温めてストローで飲むんだって?!。落合陽一氏の真似らしい。カレーは飲み物!。

 

今年の読書の総括など。WorkFlowyに記録しているリストを見ると、今年は183冊読了。だと思ったら抜けていた。 壺井栄の「二十四の瞳」(224/1000)。映画を見た後、hontoで読んだ。そして「あしながおじさん」ジーン・ウェブスター(225/1000)こういう名作の感想はなかなか難しい。私の馬鹿さ加減が出ちゃうからね。ということで185冊に訂正です。

それにしても良く読んだ。200冊読まないと5年で1000冊にならないのだけど、これでも人生で2番目くらいに本を読んだ年になった。アウトプットしたからと言って記憶に残っているのはあまりないです。特にkindle unlimitedで読んだ奴は印象が薄い。

 

ということで、今年読んだ本個人的なベストです。順番がつけられないので読んだ順です。


・「無関心な人びと」アルベルト・モラヴィア
途中で胸糞が悪くなって何度も読むのをやめようと思った。金があればこそ、そして落ちぶれてお金がなくいなってもプライドだけが高い女性たち。この時代の貴族の心は全く理解できない。

・「君と時計と嘘の塔」綾崎隼
タイムリープもの。タイムリープするたびに大事な人がいなくなるという残酷さがあってこその物語。悲しみが

・「女學生奇譚」川瀬七緒
レトロチックでおどろおどろしい、それでいて多少色っぽい感じ。時代感のある雰囲気は最高。

・「幼女戦記」1巻 カルロ・ゼン
ターニャ・デグレチャフの転生の理由はどうでもよい。軍人としての行動と実績が伴っているから良いのだけど、ともなわなければただ単に嫌味な奴で終わるところ。これはまだ1巻しか読んでいないので、これからの展開が楽しみ。

 ・「天になき星々の群れ フリーダの世界」長谷 敏司
スペースオペラの懐かしい匂いがある。浸らせていただきました。

・「脱走と追跡のサンバ」筒井康隆
初期のドタバタ筒井康隆ワールドが全開。内なる世界と現実世界の融合具合が素晴らしい。「俗物図鑑」なぜ電子化されない?!。

・「ソードアート・オンライン」川原礫
主人公キリトの勇気と希望の物語。仮想現実ゲーム「ソードアート・オンライン」からログアウトできない中でゲームでの死が現実世界での死も意味することとなった。シリーズとしては牧歌的なアリシゼーションがメイン。

 ・「挽歌」原田康子
自分の感情を素直に出したほうが幸せなんだろう。死んでしまった夫人の事は死ぬまで後悔するんじゃないかな。

・「マリア様がみてる」今野緒雪
シリーズ物で2012年に完結。アニメもコミックもある。長い物語の中にはいろいろなエピソードがあって笑いも涙もあるけれど、個人的には8巻の「片手だけつないで」21巻「黄薔薇パニック」が心に残る。聖がんばったね。由乃がかわゆい。

・「二十四の瞳」壷井栄
時代は戦前から戦中、戦後。舞台は瀬戸内海の小学校。大坂に行ったはずの「マッちゃん」と大石先生が修学旅行先の金毘羅のうどん屋で再会した場面で絶句。日本が貧しかったころの話。これからは名作と呼ばれる本を読もうと思うきっかけとなった本。

・「あしながおじさん」ジーン・ウェブスター
孤児院で育ったジュディが評議員の援助で大学へ通う。援助の条件は1か月に1通の手紙をスミス氏あてに出すこと。発表されたのは1912年なので1世紀前。読んだ限りでは古臭い感じは全くしない。大学での生活がいききと書かれていて心が温かくなる。ハッピーエンドも良い。

写真は昨日いただいた沖縄土産のチョコレート。有名な店の物らしい。アルコール4%。ほのかに香る。