丑三つ時にはだれもぼくを捜さない。
丑三つ時にはだれもぼくを捜さない。

丑三つ時にはだれもぼくを捜さない。

 

「どうしてだれもきみを捜そうとしないのかな」「ニューヨークが恋しいわ。あそこでは、だれもそんなことを訊かなかったから」(ドット・ハチソン「蝶のいた庭」

朝とはまだ言わない未明、目が覚めたのでタブレットで時刻を確認。まだ早いので目を瞑って寝ようとするのだけど熟睡できず半覚醒状態で夢を見ていたり寝ていたり。次に目を開けると2時を過ぎていたのでよっこらしょと起き上がります。

トイレに行きたいから起き上がったのではないのでそのままソファに座ります。テレビは付けず天井のライトだけ点けて外を見ると、すでに明かりのついている家もあって、車がときおり通って、遠くの音がかすかに響いて、この時間でもすでに夜というより朝の気配がしています。

休みの日に限って早く目が覚めるのだけど、これはこれでいい1日のサイクルの始まりです。インスタントコーヒーを入れて、タブレットを手にとって昨晩読んでいた本の続きを読み出します。

さて久しぶりにブログ「無才能宣言」が復活していた忌川タツヤの新刊「イマガワ血風録(10)~セルパブ戦記~」(391/1000)を読みました。(5月14日まで無料キャンペーン中。)相変わらず自分を痛めつけているようで安心。生活がほとんど成り立っていない状態で文章がかけること自体がすごい。早く牛野小雪をやっちゃってくれ

葵せきな「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 」(392/1000)。amazonでキャンペーンをしていて2巻と合わせて思わず買いました。同じ著者の「ゲーマーズ!」もキャンペーンで買ったのだけどこちらはまだ積読中。

このところラノベを読むことが多いのは、心の負担が少ないからだと自分で自分を分析していて思うのだけど、これはその典型です。ギャグとか若い方向けだとは思うけど本心を隠すためギャグを飛ばし続けるのはありだよ。これからの展開次第だけど。

GW中に読んだのがこれ、佐島勤の「魔法科高校の劣等生(24) エスケープ編<上>」「(25) エスケープ編<下>」(393,394/1000)の2冊。続けて読むために下巻が出てからの購入。紙より電子書籍はそれぞれ1ヶ月遅れ。

ここまで来ると達也は劣等生とはいえないんじゃないかと思うんだよね。これから先、世界はいつ達也によって滅ぼされるだろうと思いながら読んでいます。

最近ちらちら目にしていた中華風ファンタジー。知識不足で申しわけないのだけど、book off onlineの特集を見るとかなり前からあったジャンルのようです。表紙を見るだけで女子ウケしそうな雰囲気はします。

中村ふみ「天空の翼 地上の星」(395/1000)4つの大山脈によって分かれた4つの国。国の名前、地名、登場人物の名前、王がいて後宮があるので中華風なのですが、人間模様は普遍です。

十二国記」の二番煎じというレビューがあったけど、世の中どれもこれも二番煎じといえば二番煎じでオリジナルな味付けがどこかにどれだけあるかだけのような気がします。

スターウォーズだけでなくファンタジであればこそ、ダークサイドとライトサイド、闇と光の戦いがあります。この物語は主人公であるライトサイドの飛牙(寿白)よりダークサイドに落ちた裏雲がいてこそ面白い。裏雲の今後の活躍に期待です。

5時を過ぎるあたりから空が白み始めてきます。目がつかれるのでベランダに出ます。少々肌寒いので写真だけ撮って早々に部屋に戻ります。奥さんが起き出してくるまでもう少し時間があります。

では。