Tangerine Dream “Ricochet” 1975年のライブアルバム。タンジェリン・ドリームとしては初期のVergine Record 時代のアルバムなのだけど私的には同時代ではまって聞いていた頃のアルバム。シンセの柔らかい、丸いはじけるような音が心地良い。この頃のタンジェリンのアルバムはどれもメロディアスでとても聞きやすいです。この頃にはなかった言葉でいうとニューエイジ。休日にぼっ～と聞き流すのに良い。
先日会社で世間話をしていて、魚の「太刀魚」の話になって「塩焼きで食べれば美味いんだよね」という話をしていて次のに話そうとした「言葉」が出てきませんでした。「単語」が浮かばなかった。
頭の中にはその単語が指し示す物の「姿」「形」「味」「食べたときの情景」まで出てるのに。焦りました。これ自分でもボケてきたんじゃないかと思うほど。必死に考えてやっとのことで思い出しました。「サザエ」について話しをしたかったのです。
ちょうど読んでいたのが「フリーズする脳」(846/1000)でした。著者の築山節氏は脳神経外科医です。冒頭に「脳はボケるようにできている」「環境の中に脳をボケさせる要因があり、本人がそれを補う努力をしていなければ、人は簡単にボケます」とあります。
読みすすめると心当たりのある事例ががいっぱい出てきます。とても読みやすいので実質2日ほどで読了したのですがもう一度読もうと思って食卓の上に置いていました。
ボケるのが嫌なので今の生活環境を意識的に変えていく必要がありそうです。
では。