みなさんおはようございます。
まだ夜中の2時過ぎです。目が覚めて眠れなくなったので起きだしました。
早く目が覚めるのが年のせいだとは思いたくはないのだけれど、現実若くないのは確かです。
遅くとも4時過ぎには起きないと仕事に間に合わないのですが、まだ2時間もあります。
もっとも、今日は会社は休みなので昼眠たくなったとしても何も問題ありません。
最中です。
朝っぱら食べるのものなんなのですが、目の前にあったので食べました。
スーパーで目についたので買ってきたやつです。
あんこは少ないけど餅入りというのが食感が良くて食べやすくて美味しいのです。
で目の前にあるのが塩バターどら焼。
絵里さんが乳製品が食べられないなのでこれはわたし専用です。
絵の通りだとあんこが多そうなのでカロリー高め。バター入りなのでさらにカロリー高め。
で、テーブルの前に置いてあるのがあたり前田のクラッカー。
これはいつものおやつ。小さくて食べやすいです。
気が向いたときにぽりぽり食べてます。
(ところで大学の時1年ほどおつきあいのあった前田さんは元気でしょうか。卒業後消息をききませんが。)
最中をたべたあと何をしているかというと
本を読んでます。
福永武彦電子全集です。小学館からでてます。紙の全集は2種類ありますが持っているのはどちらも歯抜けです。全集を買いそろえるのは難しいです。なので全巻持っているのは電子全集しかありません。
第一巻が2018年に配信されました。その後毎月1冊配信されました。毎月配信を待って買いました。全集としては安い方だと思いますが(1冊2750円)まとめて買うのは無理です。配信日が15日だったり19日だったり、最終巻は2か月かかったりと、本当に完結するのかとやきもきしましたが、無事2020年6月に完結しました。
電子書籍なので修正もたやすいとは思うのですが、今のところ第二版が出るような気配はありません。
で、この本は kindle Fire7 で読んでます。2017年8月に買った第8世代のものです。kindleデバイスはどれも動きが遅いですが、これもとても遅いです。ですが、いったん本を開くと読むスピードが遅いので動きの遅さは全く気になりません。
それどころか逆に読書に没頭できるような気がします。
Fire7 は kindle より重いです。バッテリーもすぐ切れます。ですが私にとっては kindle より読みやすい。
福永武彦は高校生の時に読み始めて、いまでも読み続けている作家のひとりです。福永武彦は孤独と愛の作家。私にとっては同時代の作家です。池澤夏樹は息子で池澤春菜は孫です。
登場人物が勝手に孤独になっているような気もしないではないですが、孤独な人間は意識しなくても自然と孤独に陥ってしまうものです。で孤独だからこそ愛を求めたりするものです。孤独と愛はペアですが、孤独な人間は愛を求めるばかりで与えることはあまりしません。
映画監督の大林信彦がファンで柳川が舞台の「廃市」を映画化したことも知られてます。廃市の映画は見ましたが雰囲気が良く出ていてよかったと思います。
朝は静かで、読書によいと思います。雑音が少なくて読書に集中できます。絵里さんはまだ寝てます。テレビはついていません。新聞配達らしいバイクの音や、車が通り過ぎる音が窓の外から、ときおり、小さくきこえてくるくらいです。
最中やクラッカーを食べる音、コーヒーを飲む音など、わたし自身がたてる音のほうが大きくて、絵里さんを起こさないか心配になるほどです。
今読んでいるのは第1巻の「草の花」決定版。第一の手帳が終わったところです。じっくりと1文、1語を確認しながら読んでいるので時間がかかります。どうしても今の自分のまわりの事と比べてしまうので読むのがつらくなることがあって、これは以前はまた別の思いを持ちながら読んでいたと思います。
読むたびに思い入れが強くなっていく気がします。続けて読むのが楽しみです。
では。