北沢努「森に棲む2010ー5」
北沢努「森に棲む2010ー5」

北沢努「森に棲む2010ー5」

今日のBGM。 Ghostly Kisses – Live at Le Grand Salon ゆっくり静かに聴きます。

3月になってかなり春めいて来ました。

朝はまだ4度とか6度とかですが、昼は二ケタ台まで気温が上がります。日も長くなってきました。

日差しもも明るく空気も柔らかくなってきたような気がします。

さて、3月6日の日曜日に「発掘された山口巡回展」を見ようと宇部市の「学びの森くすのき」まで出かけてきました。

(巡回展についてのスケジュールは見つけられなかったのですが)令和3年の巡回展はそろそろ終わりだと思います。いままで見逃していました。

「学びの森くすのき」ははじめて行くところだったのですが、博物館と図書館を併せ持つ施設だとのことです。図書館が他の施設と同居するのは最近の傾向でしょうか。

図書館には人がいましたが、宇部市の歴史を展示してある部屋には誰もいなかったですね。とても良い展示だったのでとてももったいないし残念です。

駐車場で気になるものを見つけました。

彫刻です。

北沢努「森に棲む2010ー5」

うべビエンナーレのサイトにこの作品についての解説がありました。

[ID:21681] 森に棲む 2010-5 : 資料情報 | 彫刻データベース(山口県宇部市) | UBE BIENNALE

この石は赤間硯に使う石でしょうか。赤間硯欲しい。

宇部市内にちらばって展示してある宇部ビエンナーレの入賞作品です。

びっくりしているのはわたしだけで、(場に溶け込んでいるためか、もう慣れてしまっているのか)何台か車が来たのですが車を止めても彫刻に注目する人はいませんでした。

ぐるりと回りながら見たのですが、腕がないのが気になりますね。

腕がないとバランスが悪いです。

ギリシャ神話のダフネをイマージュしてるのらしいので、月桂樹に人間の頭がのっかてる感じでしょうか。

樹の形も人だそうです。

後ろから見ると体が丸太に見えます。

ダフネは女性だと思うのですがこの髪の短さと顔を見ると男性に見えますね。

横から見ると歩いているように見えます。

腕の表現は難しいとは思いますが枝っぽくてもよいのでつけて欲しかったような気がします。

では。