私がひいきにしている “zero-project” 。これは最新曲の “Dreaming of better days” 。
ヴォーカルが入っていないのが残念ですが、今このときだからこそ。
zero-project からのメッセージ。
2022年3月12日:この困難な時代、そして不当な戦争があり、人々が基本的な物資を手に入れられず、最悪の場合、命を落としている中、私にとって新しい音楽を作るのは簡単なことではありません。しかし、どんな音楽でも、一人でも多くの人を癒すことができるのなら、その音楽は隠されるのではなく、利用可能であることが望ましいと思います。”Dreaming of better days “は2021年1月にスタートし、変更・修正を経て、2022年1月に完成しました。この曲を作り始めた頃は、パンデミック後の人類のより良い未来を想像していましたが、今のところ、それが実現するとは思えません。健康で強く生きてください。
zero-project News
2022年4月19日に開館した「北九州市平和のまちミュージアム」。
公害を正面から見つめた「環境ミュージアム」、環境と生活と歴史の「いのちのたび博物館」、北九州市は町の歴史を真面目に真剣に守っていきたいと考えているようです。
インターネット上には「北九州市 時と風の博物館」というサイトもありますね。
これは展示室の壁面の上部にずらりと展示されている昔の写真。
セピア色の戦時中の風景がやけに生々しい。
真ん中の白い球体は風船爆弾です。奥に見える魚雷のようなものは焼夷弾です。
こられていた方はどなたも写真をじっと見て、流れる映像を見て、じっくり文章を読んで、時間をかけて館内を巡っておられました。
焼夷弾を見ているともうすぐ映像が始まるからと案内された360度シアター。
このシアターでは昭和20年(1945年)8月8日の八幡大空襲がアニメで再現されています。
ここでは立ったまま、部屋の真ん中だと全体が見渡せないので、入口近くで正面から動画を見て、主人公を追って右から左へとスクリーンに目をやります。
サイパンから飛び立った爆撃機B29。網誰のごとく落ちてくる何十万発の焼夷弾。戦闘機からの銃撃弾。避難した防空壕の中で窒息して亡くなった300人のひとびと。
翌日、立ち上る煙で目標が定められなくて原子爆弾の投下先が第二目標の長崎に変更になったとのこと。
北九州だけではないけれど(これをきっかけに)過去を思い出し、今の困難な時代をどう生きていくのか考えます。
もし、時間があればぜひ行ってみてください。