本州最西端の地毘沙の鼻(びしゃのはな)です。「の」は「ノ」でも表記があるのでどちらでもいいのかな。
国道191号線を、吉見と梅ヶ峠の間にある標識に従って室津方面に曲がり、道なりに進みます。市の環境センター吉母管理場の横を通って岬を登ると駐車場が見えてきます。
駐車場は30台駐車できます。トイレが新しく整備されています。トイレはとても綺麗になりましたね。以前は簡易トレで使用後の紙が散らばってました。とても使える物じゃありませんでした。
本州最後の夕陽が見える丘の表示があります。ここから岬へ向かって歩きます。
雨で地面が濡れていますが、道は舗装されて歩きやすいです。
駐車場から約200メートルばかり歩くと展望台に到着しました。
正面の響灘を望む場所に展望台があります。誰もいませんね。何回か来ましたが、ほとんど人を見ることはないですね。雨だとなおさらです。
毘沙ノ鼻の命名板。
これは灯台のレプリカですね。
展望台横にある歌碑とその解説板です。「長門なる 沖つ借島奥まへて 吾が思ふ君は 千歳にもがも」
天平10年(738)、長門守巨曽倍対馬(こそべのつしま)が、都で催された橘家の宴席で時の右大臣橘諸兄(たちばなのもろえ)に詠んだ歌である。(解説板による)
これを読むと、本州最西端訪問証明書が発行してもらえるようですね。欲しい方は請求したらいいと思います。訪問したかどうかの確認方法は書かれていませんが、本人を信用して請求があれば発行するのではないでしょうか。
最西端の碑が岬の先の方にあるそうなのですが展望台から見ることは不可能です。
残念ながらひどい雨でと風で、見通しが悪く展望台の正面にある海も島もかすんでよく見えません。
駐車場の横では菜の花が強風に揺れていました。
では。
(撮影日2009.02.22)