城下町長府 侍屋敷長屋
城下町長府 侍屋敷長屋

城下町長府 侍屋敷長屋

城下町長府 侍屋敷長屋

下関市長府、壇具川下流にある下関指定文化財 長府藩侍屋敷長屋です。

 

城下町長府 侍屋敷長屋

この長屋は長府藩家老職であった西家の分家(長府藩御馬廻役二二〇石)の本門に付属していたものをこの地に移設し整備した。建築年代は未詳であるが、建物規模や格子窓の形態から江戸後期の建築物であると推測される。構造は桁行八間、梁間二間、単層、屋根入母屋造り桟瓦葺きである。特徴として屋根の形態があげられる。すなわち化粧垂木と野垂木を使い軒下勾配をゆるく、屋根面に反りをつけた社寺建築の技法がみられる。後年、表の建具まわり内部の一部を改造しているが、柱・梁・小屋組などは当初の材料を残している。特に供待ちとして使われた四畳・八畳の間や土間は原形を留めており、江戸後期の上級武家長屋の遺構を残している。(現地の説明文による)

 

城下町長府 侍屋敷長屋

侍屋敷は旧西家長屋で、内部にはその説明文などが掲示されています。壇具川沿いに建てられています。桜と壇具川、川の中に鴨。絵になります。

 

城下町長府 侍屋敷長屋

写真は侍屋敷長屋内部です。椅子に座って休憩できるようになっています。

 

城下町長府 侍屋敷長屋

では。

(撮影日2008.07.22)


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