山口市湯田の維新百年記念公園の一角にあるらく亭。
らく(さんずいに樂)亭(らくてい)は1992年(平成4年)、山口県・山東省友好協定締結10周年を記念して、山東省から贈呈された、清朝時代の宮廷様式を模した木造建築で、高さ13m、面積130㎡、中国産の建築部材を用いて建築されました。山東省の省都済南市に古くから「らく水」という川が流れており、「らく亭」は両県省の友情が「らく水」の流れのように永遠に続くようにとの願いを込めて名付けられました。「らく亭」は両県省の友好のシンボルとして、また、県民の皆さんが身近に中国文化に触れることのできる憩いの場として親しまれてきました。しかし建築部材が日本の気候風土に合わないため、2005年(平成17年)3月に解体し、漢白玉(大理石の一種)の欄干を活かした県民の新たな憩いの場にすることにしました。「らく亭」が県民の皆さんの心の中に生き続け、、山口県民と山東省の友情が「らく水」の流れのように永遠に続くことを願っています。(現地の説明板による)
では。
(撮影日2008.06.22/10.03)