長府侍屋敷にあった山頭火句碑
山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春 夏 秋 冬 あしたもよろし ゆふべもよろし この刻字は長府の近木邸において書かれた山頭火自筆色紙によるものである。 壇具川沿いににある長府侍屋敷長屋前の敷地内に埋めら …
山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春 夏 秋 冬 あしたもよろし ゆふべもよろし この刻字は長府の近木邸において書かれた山頭火自筆色紙によるものである。 壇具川沿いににある長府侍屋敷長屋前の敷地内に埋めら …
鐘氷る夜や父母のおもはるゝ 菊舎の句碑です。功山寺山門と長府博物館の間の木立で薄暗い場所にあります。 見ればすぐ句碑であることがわかるのですが、功山寺には何回も行っているのですが、普通に山門を通っていたので …
ポストはそこに旅の月夜で 山頭火 山口市小郡総合支所前に設置してある山頭火のポストです。 俳人山頭火は全国の句友にしばしば便りを書いたので、大変ポストの世話になった一人。親友大山澄太は広島通 …
おいとまして 葉ざくらのかげがながくすずしく 山頭火 山口市内を流れる一の坂川沿いの山頭火の句碑。 この日は石碑も雨に濡れ寂しげに見えました。今年はもうすぐ桜の季節、句碑も桜色に染まります。今は枝ばかり目立ちますが、山頭 …
炭車が空を山のみどりからみどりへ 山頭火 昭和八年八月 大嶺炭坑索道を詠む 在りし日を偲び有志一同ここに之を建てる 平成六年十二月(句碑に刻まれた文字) 美祢市の麦川小学校の前に立てられていま …
月を笠に着て遊ばゞや旅のそら 一字庵田上菊舎 菊舎誕生の地にある句碑です。田耕農林漁家婦人活動促進センターにある句と同じ句が刻まれていますね。 粟野川の河川沿いには田園が広がっています。 &n …
花と降る峰のしらべや法の声 国道435号線沿いにある妙久寺境内にあります。 山門をくぐってすぐ右手の庭にあります。この句碑がなぜここにあるのかよくわかりません。生家が近いのでその関係かな。山門 …
汽笛(フネ)とならんであるく早春の白波 山頭火 旧下関駅から埠頭にかけてかつては「山陽の浜」と呼ばれていたそうですが、今ではその名残は「旧山陽ホテル」の建物くらいです。この山陽の浜の警察署から細江駐車場にかけての舗道に …
村はおまつり家から家へ若葉のくもり 山頭火 国道190号線から嘉川小学校の横をまっすぐ入って行くと、道がとても狭くなります。道が右に曲がる角のところにあるのが萬福寺です。 萬福寺の山門の横に山頭火の句を刻ん …
湧いてあふれる中にねている 山頭火 この句碑は川棚温泉の奧、妙青寺の境内にあります。昭和七年に山頭火は、妙青寺の境内に庵をもうけています。 では。 (撮影日2008.10.20)