今川了俊歌碑(洞玄寺)
雨にきる 我身の代に かへななむ ころもをゐてふ あさの里人 建徳一(一三七一)年十月八日 当寺にて 山陽小野田市の洞玄寺にある今川了俊の歌碑です。 山陽道歌人の足跡 歌人今川了俊(貞世) 室町幕府から九州 …
雨にきる 我身の代に かへななむ ころもをゐてふ あさの里人 建徳一(一三七一)年十月八日 当寺にて 山陽小野田市の洞玄寺にある今川了俊の歌碑です。 山陽道歌人の足跡 歌人今川了俊(貞世) 室町幕府から九州 …
鐘氷る夜や父母のおもはるゝ 菊舎の句碑です。功山寺山門と長府博物館の間の木立で薄暗い場所にあります。 見ればすぐ句碑であることがわかるのですが、功山寺には何回も行っているのですが、普通に山門を通っていたので …
河瀬の音が山に来る。 春の光は、石のやうだ。 筧の水は、物語る 白髪の嫗にさも肖てる 雲母の口して歌ったよ、 後ろに倒れ、歌ったよ、 心は涸れて皺枯れて、 巌の上の、綱渡り。 知れざる炎、空にゆき! 響きの雨は、濡れ冠る …
ポストはそこに旅の月夜で 山頭火 山口市小郡総合支所前に設置してある山頭火のポストです。 俳人山頭火は全国の句友にしばしば便りを書いたので、大変ポストの世話になった一人。親友大山澄太は広島通 …
おいとまして 葉ざくらのかげがながくすずしく 山頭火 山口市内を流れる一の坂川沿いの山頭火の句碑。 この日は石碑も雨に濡れ寂しげに見えました。今年はもうすぐ桜の季節、句碑も桜色に染まります。今は枝ばかり目立ちますが、山頭 …
炭車が空を山のみどりからみどりへ 山頭火 昭和八年八月 大嶺炭坑索道を詠む 在りし日を偲び有志一同ここに之を建てる 平成六年十二月(句碑に刻まれた文字) 美祢市の麦川小学校の前に立てられていま …
月を笠に着て遊ばゞや旅のそら 一字庵田上菊舎 菊舎誕生の地にある句碑です。田耕農林漁家婦人活動促進センターにある句と同じ句が刻まれていますね。 粟野川の河川沿いには田園が広がっています。 &n …
花と降る峰のしらべや法の声 国道435号線沿いにある妙久寺境内にあります。 山門をくぐってすぐ右手の庭にあります。この句碑がなぜここにあるのかよくわかりません。生家が近いのでその関係かな。山門 …
汽笛(フネ)とならんであるく早春の白波 山頭火 旧下関駅から埠頭にかけてかつては「山陽の浜」と呼ばれていたそうですが、今ではその名残は「旧山陽ホテル」の建物くらいです。この山陽の浜の警察署から細江駐車場にかけての舗道に …
村はおまつり家から家へ若葉のくもり 山頭火 国道190号線から嘉川小学校の横をまっすぐ入って行くと、道がとても狭くなります。道が右に曲がる角のところにあるのが萬福寺です。 萬福寺の山門の横に山頭火の句を刻ん …