下関市伊倉にある豊神社です。
あたりまえ、ちゃあたりまえかもしれませんが神社の改築って工務店がやってるんですね。
一の鳥居の横に掲示板があって、そこに工事のスケジュールが張ってありました。
それを見ると8月21日から工事が始まっているようです。終わるのが12月末の予定なので工事には4ヶ月以上かかるようです。
この日はかやぶきの屋根を解体してましたので、工事はまだ始まったばかりのようでした。ほこりがあたり一面に飛び散っていて拝殿には近づけませんでした。作業員さんもマスクをしていたようですが咳き込んでましたね。拝殿前の狛犬には頭からすっぽり布がかぶせてありましたが、その上にもかやが乗っていて少し可哀想でした。
脇参道の横に民話「ぐみの実之塚由来記」とかかれた説明版があって、そこに正面左の一対の大小の墓が伝説の親子の墓だと書かれてあったので探したのですが、工事中でいろんあものがあって探しきれませんでした。
10日ばかり早く来れば改築前の様子が写真に撮れたのですが、残念です。完成後またくることにしましょう。
由緒
往昔より、この地区に伊倉八幡宮、稗田八幡宮、熊野神社の三社がありました。そして、この三社は、それぞれ伊倉、稗田、熊野の氏神であり文武・農業殖産の守護神として厚く信仰されておりました。ところが、全国的な神社合併統合の気運の中で、明治四十二年十二月十九日、この三つの社の祭神が合祀されて名称も新しく「豊神社」と改められ、広い地域の人々の崇敬をあつめつつ、今日におよんでいるのであります。なお、神々の鎮座ましますこの地「伊倉」は下関地方でも最も古い地名の一つで、その昔上納する米を保管する役所の倉庫があつたところから、この地名があるといわれています。(現地の説明板による)
では。