秋穂の畑の真ん中にぽつんとある神社。
これが正面です。
この古宮の地は、秋穂正八幡宮が最初に鎮座され、大きな社殿があったところです。今から千二百年ばかり前、瀬戸内海には海賊が横行し、また異国からの脅威もありました。そこでこの厄を防ぐために、豊前国から宇佐八幡宮を勧請し、この地に祀ることになりました。このとき、神霊が最初に着いたのは海中にあった雄島でした。それから神霊は新しく造営されたこの地の大社殿にお鎮りになり、以後この地方の鎮守として栄えました。今から五百年ばかり前の室町時代に、社殿は焼失の厄にあいました、この時神託によって社地は現在の正八幡宮の地、久米山に遷されました。それ以後この地を古宮と言うようになりました。今でも正八幡宮の御年祭には御御輿が古宮へ御下がりになるのは、古来の由緒によるものであります。(現地の説明板による)
では。
(撮影日2009.03.15)
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