山口十境詩宮野下恋路「清水晩鐘」です。
暮雲疎雨欲消魂
獨立西風半掩門
大内峯頭淸水寺
鐘聲驚客幾黄昏
清水の晩鐘
暮雲疎雨(ぼうんそう)、魂消(たましいき)えんと欲(ほっ)す
独(ひと)り西風(せいふう)に立てば、半(なか)ば門(もん)を掩(と)ざす
大内峰頭(おおうちほうとう)、清水寺(せいすいじ)
鐘声(しょうせい)、客(かく)を驚(おどろ)かすこと幾黄昏(いくこうこん)
山口十境詩「清水の晩鐘」の石碑です。清水寺参道の階段を登り切ったところにあります。
山門前にもこれより以前に設置された石碑があります。こちらは個人の方が奉納されたもののようです。
十ヶ所全部にこの石碑が設置されているかどうか確認していないのでよくわかりませんが、残りはあと3ヶ所です。
では。
私も見逃しは事前に調べたつもりでもよくやります。
自分でも忘れるので今後は1ページに1枚ではなくて複数枚の写真を載せますね。
写真だけでなく文章力があれば、その場の雰囲気が伝わると思うので、
文章も練りたいと思います。
先週、苔むした階段を登ったばかりなのですが、この石碑は目に入りませんでした。
もっとゆっくり鑑賞しないといけませんね。
山口にもこんな落ち着いたところがあるんですね。
もう少ししたらまた訪れてみたいです。今度はゆっくりと~
ありがとうございました。