「港町しぐれた」を書いたのは片岡義男だったか、昨日の彦島はひどいしぐれでした。大粒の雨が雪と一緒に降ってきて、寒くて、気を付けていたのに足元が滑りました。
梅林があるのは斜面で、地面一面には濡れた枯れ葉が広がっていて、滑ったとき左手に傘、右手にカメラをもっていました。瞬間、傘を放り投げて左腕で体を支えて、背中から地面に落ちました。
おしりと背中が濡れてしまいました。こんな場合でもカメラは手放しませんでした。やれやれ。
運良くその時は、誰もいなかったので、みっともないところを目撃されずに済みました。
濡れないように一応カメラをポケットにしまって体を払って、何事もなかったように、斜面を登って帰りました。
老の山公園の梅は早咲きで今月末くらいまでは楽しめそうです。生憎の雨でしたが、帰り際には初老の夫婦とすれ違って、挨拶を交わしたので、結構有名なのかな。老の山公園の坂道は急なので、歩くと大変、その上にガタガタなので、車で登るのも少し気を使います。昼からはみぞれもあがったようなので、昼から出かければ滑ってころぶこともなかったのかな。
では。