山口県選定近代化遺産です。塩務局長府出張所跡。王司本町にあります。
明治38年(1905年)塩の専売法が公布され、三田尻塩務局の出張所として専売管理業務を行った建物です。
大蔵省営繕課の設計だそうです。こじんまりとした建物です。前の道も狭いし、海に近いのでこの場所なのでしょうね。
建物は公民館として今でも利用されているようです。建物が傷まなくていいですね。この裏が駐車場になっています。
正面から。塩務局というのはウィキペディアによると「政府は1905年(明治38年)6月1日から、塩を専売とし、同年4月1日にその担当部署として大蔵省が管轄する塩務局を全国22箇所に設置した。1907年(明治40年)10月1日、煙草専売局、樟脳事務局、塩務局を統合し、新たに専売局を設置した。」とあります。
この専売局がのちの日本専売公社で日本」たばこ産業になるんですね。
では。
(撮影日2009.05.15)