藩主巡覧記念碑 ふるさと小郡たずねある記100選その22
藩主巡覧記念碑 ふるさと小郡たずねある記100選その22

藩主巡覧記念碑 ふるさと小郡たずねある記100選その22

藩主巡覧記念碑

椎の木峠トンネルから上に300メートルばかり上がったところに、藩主巡覧記念碑があります。この坂を登ったところですが、紐が張ってあって薄暗くて行くのに少しためらわれます。紐なので通ろうと思うとなんなく通れます。登ってみたら、危険なところなんてありませんでした。ただ少し薄暗いだけ。

 

藩主巡覧記念碑

上まで上がると広くなって、きれいに下草が刈られています。案内板にそって登ります。

 

藩主巡覧記念碑

木が根元から切り倒されてます。藩主巡覧記念碑この林の向こうです。

 

藩主巡覧記念碑

今でさえこんななのに、当時よくこんなところまで来たものです。

 

藩主巡覧記念碑

文久三年(一八六三)五月に藩主敬親公は仁保津墾田を訪ね、椎の木峠の頂上に立ち、ため池と耕地を見聞されました。次の年、休けいされた場所に記念碑を建て、のちに元徳公・元昭公も巡覧されました。記念碑には、この栄光を忘れずに、村人よ。耕作に励みましょう。と刻みました。

手なふれそ、こりなはらひそ、わが君の、
いこひし跡の、松の一もと 橘 久棟

(現地の説明板による)

では。