松本清張記念館へ行ってきた。
松本清張記念館へ行ってきた。

松本清張記念館へ行ってきた。

松本清張記念館

小倉へ。いつものようにJRで。

 

松本清張記念館

小倉ってなんか怖い場所のように思われてますが、そうでもないはずなんだけど、ニュースの件があったので、今日はちょっと用心しながら行ってきました。ええ、天気はすごく良かったですよ。秋の日差しがさんさんと降り注いでました。旦過の駅から小倉城まで歩いたのですが、松本清張記念館に着いていて一休みしても汗が引きませんでした。

 

松本清張記念館

小倉駅から15分位(とガイドブックには書いてある)なので歩いてもよかったのですが、家人の足が丈夫でないので、旦過の駅までモノレールで移動しました。100円です。あまりに近いので、私達以外には誰も降りないだろうと思って乗ったのですが、3人ほど降りたのでほっとしましたね。

 

松本清張記念館

旦過市場の中を通って、丸和の横を通って、小倉城の方向へ進みます。旦過市場は結構賑わってました。

 

松本清張記念館

魚町銀天街は敬遠して気持ち的には正解だったような気もします。

 

松本清張記念館

本屋さんの前を通ります。

 

松本清張記念館

長物剛が本を出したようで、外から見えるようにディスプレイされてました。「あなたの人生には長渕剛がたりない」足りないというより無いです。いいコピーだとは思いますが、ファンであってもあまり心に響かないな。最近は長渕の音楽からは離れてますからね。桜島のDVDを買ったのが最後です。

 

松本清張記念館

広い橋の上にはこれは太陽の絵なのかな。というのは標識を見ると、この橋は太陽の橋と名前らしいので。

 

松本清張記念館

これは太陽の橋の下を流れている紫川。右にはデパートの井筒屋。

 

松本清張記念館

小倉城が見えてきました。思ったよりちっちゃいです。このあたりで家人が歩くのにギブアップしたので、日陰でちょっと休憩。家人は最近万歩計を持って歩いていて、帰ってから確かめてみると、1万歩とちょっと歩いてましたね。普段の目標が7000歩なので、今日は目標をクリアです。

 

松本清張記念館

ああ、小倉城は工事で中に入れないんです。知ってましたけど。松本清張記念館は通常通りなのでOK。

 

松本清張記念館

そのまま通りを真っ直ぐいくと右にこの看板があったので、右の点線に沿って入り口へ。

 

松本清張記念館

点線通り歩いてくると、この奥の階段から右へ出てきます。

 

松本清張記念館

城壁のような石に埋め込まれた松本清張記念館の石碑。

 

松本清張記念館

やっとやって来ました。松本清張記念館です。中の写真は取れないので後日パンフレットをスキャンして載せます。しばらくお待ち下さい。中では著作本が壁一面に、天井から下まで展示されてました。年譜もあって、日本の動きと松本清張の著作とがならんで紹介されてました。また「日本の黒い霧ーはるかな照射」という映像の上映もありました。これ長いんだよね。80分もあります。DVDで売ってくれないかな。私達は途中から「松川事件」「黒地の絵」の部分だけ見ました。それでも作品の背景がわかって十分満足できました。

上映時間は10:00、11:25、12:50、14:15、15:40からの5回なので最初から見たい方は時間を見計らって行ったほうがいいと思います。企画展示は「伯爵夫人ミツコ」これもなかなかよかったです。特によかったのが松本清張の仕事部屋が移設されていたことです。タバコの焼け焦げの跡とか、清張がなくなった時に止まった時計だとか、蔵書だとか、応接室だとか、清張の人柄が出ていてとても感激しました。

ところで、今までに読んだ清張の小説で一番印象的だったのは「時間の習俗」。めかり神社のめかり神事の場面。これは中学生の時に伯母に借りて読んだのでよく覚えてます。次が「花実のない森」。これは自分で買ったはじめての清張本。男女のキスの場面が現実感はないのにどきどきした覚えがあります。3番めは「落差」。これとても嫌な気持ちで読んだような気がします。教科書販の会社で働く女を男が蹂躙して犯す話だったような。

中にいたのは1時間半ばかり。とてもよかったです。でも、ちょっと疲れました。小倉城と小倉城庭園とのセット券と買っていたのですが今日はこれで帰りました。チケットは永久に有効らしいので、小倉城は耐震工事が終わってからまた来ようと思います。

では。