長い廊下の突き当り、ものすごい人だかりでした。階段の上は白蓮居室。床が抜けるおそれがあるということで、入場制限をしてました。このときは団体客が多くて、団体客を優先して上げていたので個人客は駄目なのか、と思わずいってしまいました。もちろんよかったのですが。で、５分ばかり待って階段を上にあがりました。
階段を上がって正面の角です。左に窓があります。二階座敷の説明板によると。北に面した座敷の正面に１間幅の本床を置き、赤松の床柱、斜め切りの書院窓、落掛けには竹を使い、板床の天井は竹を伊藤家の家紋に似せて細かく枡形に組み、数寄屋風に見せています。前室は東側に火灯口と躙口を設け、襖には銀箔を張り、丸太の長押、竹の落掛け等、こちらも数寄屋風にまとめられています。
廊下側にある火灯口。使用人はここから先は入らなかった。伊藤伝右衛門もこの部屋には入れなかったそうです。
中はひとでいっぱいです。
床の間。
左の窓から見える蔵。
正面の窓からの景色。いい眺めです。
続きます。