さきほどの門を出たところにあった案内板。古いけど、見にくいけどわかりやすい。徒歩７分、結構あります。
境内から一般の住宅街に出ました。正面に見えるのが古宮。家人が行きたくないというので、一人で行ってきました。左の道を真っ直ぐ行きます。
５分位住宅街の中を歩くと不老水の説明板が見えてきました。
しっかりした案内板です。その説明によると、「この地は３世紀頃武内宿禰が居住した場所で、３００歳まで生きたという武内宿禰の長寿にちなんで近くに湧く不老水が天皇に献上された」とのことです。
山の方に向かって路地が伸びています。この奥にあるらしい。
見えてきました。
鳥居もあります。
中国っぽい絵が描かれてます。武内宿禰が仲哀天皇に聖水を奉献するの図と書かれてます。
不老水改築記念碑。この建屋を改築した時の記念碑でしょうか。
扉を開けて中を見てみると
こういう感じです。井戸みたいです。外の建物から想像するより狭いです。不老水の上には木の上蓋が置かれていて、その回りは丸い石が敷き詰められていました。
上蓋を開けて中を覗きこむと穴は深くなくて、底がすけて見えています。左の方に柄杓とコップが置かれていたので、これを使わせてもらいました。柄杓で不老水をすくいとってコップに移しました。長寿を願って二口ほど飲みました。水温は適温、冷たくもなく温かくもなく、味もなくて、不純物を感じない水でした。これで私も３００歳まで生きられるといいですね。（残念ながらそれはちょっと無理かな。）
最近不老水の水量が少なくなってきているとのことで、適量を、というお願いです。私達が名水を頂いている時に、子供連れの家族がやって来ました。この家族もペットボトルを持っていなかったので、地元の人ではなさそうです。
名水百選認定書。環境庁のお墨付きです。不老水をいただいた後、駐車場まで一気にもどりました。途中カラスがからのコンビニ弁当を引きずっているのを見ました。お腹が減っていたのかな。がらがら音がしてました。休憩所で温かい飲み物を飲んで車に戻りました。香椎宮を出てトリアスに向かった時は１４時を回ってました。結構時間がかかりましたね。
では。