５月１７日~１８日、しまなみ海道を通って松山まで行ってきました。
初日の１７日は真夏のような暑さでした。一転、今日１８日は午後からゲリラ豪雨のような土砂降りの雨になりました。帰りの山陽自動車道は前の車の水しぶきで前が見えなくて、非常に緊張して運転しました。歩数で１７０００歩、約８００ｋｍの旅でした。
プランを立てる段階で予定していた滝は、厳しい坂がありそうだったり、本格的な山登りになりそうだったので、避けたはずなのに、とても疲れました。初日が１３０００歩くらい歩いたので、ふくらはぎが痛くなりかけました。帰路は体がだるくて、どしゃ降りの中、何度もSAやPAで休憩をとりました。
しまなみ海道って、高速道路ですが対面通行だったり、途中一般道を通るところもあって気がぬけません。１９時すぎに予定したより１時間も遅くなって、息絶え絶えで帰ってきて、晩御飯を食べながらこのブログを書いています。写真は大三島の多々羅しまなみ公園から見える多々羅大橋です。
まず最初に行ったのが因島にある水軍城。失敗しました。ここがこんなに急な坂の上にあるなんて、リサーチからもれてました。掃除をしていたおばちゃんに、この無料だから見て帰って、といわれて、写真の左に写っている「因島史料館」の海の歴史民俗資料展を見て帰りました。
２カ所目は大島にあるよしうみばら公園。日曜日だったのでものすごい人でした。１００台は止められるはずの無料駐車場は満車で、これ大丈夫かなと思って駐車場に入ったのですが、運が良くて、帰られるかたの車の前で駐車場待ちをしていたので、すぐに車を駐めることが出来ました。この時期の日曜には避けたほうが賢明かもしれません。満開のちょっと前のような感じでとてもきれいでした。ここで１時間ばかり時間を過ごして、次に向かったのが今回の旅の目的地、行ってよかった日本の城で２位になった松山城。
城の急な階段をやっと登って辿り着いたの松山城の天守閣からの長めです。四方がこんな感じです。写真ではよくわからないのですが、肉眼では正面に橋が見えました。空気の透明度がよくなくて、遠くはかすんでいます。案内板に表記がなかったので天守閣にいたおばちゃんたちが「瀬戸大橋が見える」と大きな声で言ってましたが違うと思います。これは来島海峡大橋だと思います。ここから瀬戸大橋が見えるはずないもの。
城の中ではあちこちで見かけるのがこの格好をした観光案内人です。ぼっちゃんとマドンナの扮装ですね。夏目漱石の世界ですね。写真を撮っていいですか？と聞いたら、このポーズをしてくれました。城内ではお城の正面にステージを作ってNHKのロケをやってました。なんだろうね、と家人と話をしていたら、ディレクターらしい方が近づいてきてリーフレットを渡してくれて説明してくれました。「学生俳句チャンピオン決定戦２０１５」（毎年やっているみたいです。）というNHKの四国ローカル番組の収録だそうです。放送予定は６月５日７：３０~８：４３です。もし四国でこのブログを見ている方がいたらぜひ見てあげてください。私は俳句の才能はありませんので作ることができないのですが、いかにも正岡子規の松江らしい番組ですね。
さて、松山城から車で１分の距離にあるホテルにいったんチェックインして、それから駐車場のない「坂の上の雲ミュージアム」へ歩いて向かいました。本当はちょっと休憩したかったのですが、そうするともう出たくなくなると思ったので、荷物だけ置いてそのままホテルを出ました。ホテルからミュージアムまでは歩いて５分ほど。歩道を歩いていると、ひっきりなしに自転車が通っていきます。交差点にいた案内の女性の方に道筋を聞いたのですが、その案内人の方の腕章に通りかかった自転車のハンドルが引掛かって、彼女引きずられました。とても危ないですね。
「坂の上の雲ミュージアム」の前で、若い女性３人組に写真を写してもらえますかと言われて、白いiPhoneを渡されたのでいきますよ~、一足す一は？、と言うと間を置かずに３人が声を合わせて「にぃ~」といってくれたのでシャッターを切りました。ちょっと楽しかったです。帰りは商店街の中を歩いてちょと遠回りをしてホテルに戻りました。
さて２日目の朝です。ここは珍しく朝食は６時半からでした。東横インも全部が全部６時半じゃなくて、７時というところが多いです。とはいっても起きるのが６時だったので、朝食には７時に出かけました。写真で見るとわかるようにここの朝食は卵とウィンナーがあるじゃないですか。肉系と卵のおあかずが朝食につくのは珍しいです。それも両方共というのは３０回近く利用しているのですが初めてですね。宇和島のじゃこ天もあったし、ここのコーヒーもマイルドで格別美味しかったです。食事のテーブルも多くて楽に食べることができました。今のところ東横インの中ではここが一番です。
２日目は８時半にチェックアウト。雨の予報だったので、プラン１の内子見学をとりやめてプラン２で行きました。ホテルを出てすぐに給油。石手寺の前を通って（時間があれば寄りたかったのですが、今回はパス。）タオル美術館ICHIHIROへ。建物の反対側に駐車場の表示があったのでそこに車を止めましたが、建物のすぐ横にも駐車場がありました。道を渡らないでいいので建物横のほうがよかったみたいです。で、道を渡って建物の中に入る前、写真を撮ろうとしてカメラのレンズキャップを落としてしまいました。ころころころがったんですね。で、側溝の中に落ちてしまいました。一瞬時間が止まりました。どうしようか。鉄の格子蓋を持ち上げてみると、なんとか持ち上がったので、家人にささえてもらって拾い上げました。ううう。たまにはこういう失敗もあります。（というか、いつもです。不器用なんです。）このタオル美術館では私達も自分用のハンドタオルをかったのですが、ここにも中国の団体の方がいてタオルを爆買いしてました。
今回の旅の最後は大三島にある伯方の塩の工場です。着いた時は少し雨が降っていました。かるかん工場とか、キリンのビール工場、ヤクルトの工場、宇部蒲の工場とか色んな工場を見てきましたが、ここは見学通路がT字にあって、外には塩田もあってとても見どころがありました。残念だったのは昼休みで動いてない機械が多かったことですかね。見学の最後に食べた塩ソフト、仕上げに上から塩をふりかけてくれましたが、とても美味しかったです。入り口左で４人の方が騒いでいるのは伯方の塩チャイムですね。左から順にハンマーで叩くとあのCMで聞き慣れた「は・か・た・の・し・お」のメロディーになります。
それでは詳しくは明日からのエントリーを見てください。今日はめちゃくちゃ疲れているのでもう寝ます。
では。