ガイドさんに従って万田坑有料区域へ入ります。入り口で入場券をチェックされますが、ほとんど形式的なもの。遠くから見せるだけです。写真は有料区域に入ってすぐのところにあったトロッコの線路です。

ガイドさんの話を聞きながらあちこちの写真を撮ります。オフィシャルサイトでは「観光・記念写真等の個人的な撮影は可能です。」と書かれてますが、さらに「平成27年度以降、イコモスの勧告などにより万田坑の世界遺産本登録が明らかになった場合には、入場者数が著しく増加することが予想されます。そのため、万田坑の入場者の増加状況によっては、撮影時間や場所を制限、また、撮影を認めない場合があります。」と書かれてますが、この日は撮影に関して制限は一切ありませんでした。立入禁止の場所もあったし、今後は撮影できない場所や時間が出てくるのかもしれません。

先ほどのトロッコの線路の左の方にあった「山ノ神祭祀施設」。
「山ノ神祭祀施設は、万田坑で働く人の安全祈願のため、1916(大正5)年に大山祇神を分祀したものです。炭鉱マンは、入坑前に怪我をせず無事に作業を終えられるように、山ノ神の方に向かって必ず拝礼をしていました。国重要文化財」(現地の説明板による)

右の建物は事務所。左が山ノ神祭祀施設。

間近に見えてます。第二立坑櫓。下の倉庫と比べると非常にきれいな色をしています。色を塗り替えたのかもしれません。

第二立坑櫓の下にある倉庫およびポンプ室。中には入れません。ごめんなさいせっかく一生懸命説明をされるのですが、滑舌が悪いのかよく聞き取れなくて説明が頭に入ってきません。腰に拡声器はつけておられるのですが。ところどころはわかるのでところどころ理解します。
「1905(明治38)年の建設当初は坑内の換気を行うための扇風機室でした。当時(1906年から1914年まで)は、蒸気を動力とする扇風機が備えられていました。その後、予備の消火器などを置くための倉庫、坑内から汲み揚げられた水を送水するためのポンプ室として利用しました。国重要文化財」(現地の説明板による)

第二立坑櫓の上部。いかにもごつい。重厚で頼りがいのある感じ。

下の方。左の方の脚で支えているのか、広がりはあまりありません。

第二立坑櫓と倉庫。説明によると以前は入れてたみたいですね。

倉庫。

上の写真にも写っていた、倉庫の右にある事務所(の裏側)。

倉庫の奥の安全燈室および浴室です。
「1905(明治38)年の建設当初は、坑内の換気を行うための扇風機室でした。当時(1906年から1914年まで)は、蒸気を動力とする扇風機が備えられていました。その後、予備の消火器なそを置くための倉庫、坑内から汲み揚げられた水を送水するためのポンプ室として利用しました。国重要文化財」(現地の説明板による)

ぐるっと回って建物の裏へ。ここで説明を聞きます。

安全燈室。残念ですが、中は見えません。立入禁止です。

浴室です。

思ったより広くないです。

ヘルメットが置かれてました。右の箱には「(白)監督官用」とか「(黃)管理者用」と書かれたラベルが貼ってあって中には丸いものが入ってましたが、何かわかりませんでした。

第二竪坑櫓について資料を使っての説明です。炭鉱は水との戦いだ、と言われてました。

説明を聞いた後、待望の第二竪坑櫓の中に入ります。
続きます。