気持ちのいい秋晴れになった昨日、木屋瀬に行ってきました。下関からだと車で1時間弱。北九州市八幡西区です。木屋瀬は旧長崎街道2つ目の宿場町。すぐ横を遠賀川が流れています。長崎街道は砂糖が運ばれた街道で別名シュガーロードとも呼ばれていたそうです。長崎のカステラとか金平糖、九州の醤油が甘いのもそのせいだとか。車はこの木屋瀬記念館の遠賀川沿いの駐車場に駐めました。
みちの郷土史料館。駐車場からは裏を通ってくるので、いったん表の街道まで出ました。
これはみちの郷土資料館の奥にある「こやのせ座」。
イベントホールです。かつて芝居小屋があった場所だそうです。ここは眺めただけ。
みちの郷土史料館があるところを中心に街道は逆「く」の字に折れています。
みちの郷土史料館の前です。街道は車の通りが多くて、道が狭いのでこの角を曲がるときは車が左右に広がるので、歩くときは気をつけないと危険です。
これは反対側。街道はこんな風にしゃれた舗装がされてます。ここらへん周辺だけですけど。
まず最初に「みちの郷土史料館」に入って知識を頭に入れます。中の充実ぶりに比べると入館料は200円ととても安いです。
中の展示物は撮影不可ですが、1階の右奥にある体験コーナーだけは撮影OKです。こういうことも結構あるのでカメラはいつでも持っていたほうがいいです。
籠に乗ってみます。不安定なので足は外に出して記念撮影。
これは宿の内部の再現でしょうか。
これは左のほう。
建物は2階建てで、1階はかんざしとか、江戸時代の小道具などが展示してありました。
1階の奥まで行くと正面の壁、1階と2階の通路に木屋瀬宿に関する映像とナレーションが始まります。最初は何が起こったのかわかりませんでした。いったん2階へ上がって、正面にあるベンチからこの映像を見ました。この映像は20分位あったんじゃないでしょうか。
2階は映像ルームとか音声の流れるパネル展示とかがありました。パネル展時のボタンは全部押して説明を聞きました。吉田松陰とかシーボルトとか木屋瀬宿に泊まった偉人の説明だとかシュガーロードについてとかの説明もありました。映像ルームでは2本も映像を流してました。上映時間が決まっていて見ていると遅くなりそうなので少しだけ見ました。江戸時代のマッサージ器やソロバンが展示してあって手にとって触ることが出来ます。これにはタグがついていて、タグを読みとらすと説明が流れました。これは面白かった。マッサージ器は動かなかったけど。
学芸員の方なのかボランティアの方なのかわからないのですが、入った時と出るときの2回にわけてジオラマの前で丁寧な説明をしていただきました。これはものすごく参考になりました。もし行かれたらぜひ聞いてみたらいいと思います。この説明がなかったら見逃していたことも多かったのじゃないかと思います。
続きます。