倉敷駅周辺の路地。この反対側に真っ直ぐ行くと駅と商店街があります。
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１１月２０日、２１日と岡山と広島に旅行に行って来ました。
岡山では瀬戸大橋と倉敷を見て、広島は宮島のロープウェイに乗ってきました。倉敷は大原美術館を中心に美観地区を散策してきました。
宮島は先日ブラタモリで見た弥山の山頂を目指したのですが、体力と時間が足りなくて、ロープウェイで登って降りただけでした。この２日間はかなり歩いたので、今日はふくらはぎとその横が筋肉痛でとても痛いです。特に初日の倉敷は３万歩近く歩きましたからね。
私は普段の運動不足がたたっているのだと思いますが。奥さんはもう歩きたくないと弱音をはいていたはずのに、今日はもう筋肉痛じゃないそうです。
鷲羽山展望台から倉敷に着いたのが２時半頃で、大原美術館に直行したのですが思わず時間を費やしてしまい、出たのが１７時の閉館時間ギリギリになってしまいました。
明るかった陽の光も外に出た時には日が落ちてあたりは薄暗くなっていました。美観地区を歩いているうちにすっかり日が暮れてしまいました。秋は昼の時間が短いので観光の時間が二次会です。
照明で照らされた美観地区も美しくて人もまだまだ多く、ゆっくり見学したかったのですが、そろそろお腹も空いてきたし、ホテルへ向かおうと駐車場へ向かいました。
ところが、この辺りだと思うのに、車を止めた場所がわからなくなってしまいました。道に迷ったようです。商店の軒口の明かりで地図を見て探したのですがわかりませんでした。地図でここだと思っていた駐車場の位置が、実際の場所と違っていたようです。
途方に暮れました。
実は以前、チボリ公園に子供を連れて来た時、その時はアイビースクエアホテルに泊まったのですが、駅からホテルに行く時も真っ暗で道に迷ってしまいました。（雨の日だからアルバムの整理をしてみよう。１９９９年８月の倉敷チボリ公園）かろうじてホテルにたどり着きました。
２度来て２度迷いました。どうも、倉敷は私にとっては相性が悪いらしい。
迷宮に迷い込んだみたいです。私は方向音痴じゃないと思っていたのですが、思っていただけで、実は方向音痴だったのかもしれません。
似たような駐車場があちこちにあって、ここでもない、あそこでもないと商店街の近くを歩いていると、通りがかった地元の方らしい男の方がどうしましたか？、と声をかけてくれました。
それまでは、大丈夫だろうと思ってたかをくくっていたのですが、さすがに少し不安になりかかっていたところだったので、渡りに船とばかりに地図を出して聞いたのです。
駐車場の名前は中央駐車場というところだったのですが、このあたりにはその名前の駐車場はあちこちにあるということでした。
その男の方は、どこからどう歩いてきたのか？、駐車場の名前は？とか色々聞いた後、ここだと思いますよ、近いので一緒に行きましょうと案内してくれたのです。
ところがそこは探していた駐車場じゃありませんでした。
ありがとうございます。自分たちで探します、といったのですが、遠くから倉敷に来られて悪い思い出ができちゃ悪いので見つかるまで探しましょう。私は毎日このあたりを歩いているので時間は大丈夫です、とのことでした。
それから延々３０分以上、ここでないならあそこかな、ちょっと聞いて来ましょうと、心当たりを探していただきました。
さすがに疲れ果てて、ちょっと休みたいなと思っていたときに、係員のいる駐車場があって、おや、この駐車場は見た覚えがある、ということでそこから記憶をたどって道を歩いていくと、おおっ、車を見つけることができました。
その方が言われるには、すぐ近くを二、三度通っていたにもかかわらず見逃していたようです。
背の高い方でしたが、暗くて顔もよく覚えてません。これに懲りないでまた倉敷に来てくださいと言われました。できそうでできない親切にあって助かりました。このことは死ぬまで忘れないと思います。
では。