佐賀の紅葉を見に行く旅その2漆塗りの滑らかなテーブルに映り込んだ美しい紅葉の風景。
佐賀の紅葉を見に行く旅その2漆塗りの滑らかなテーブルに映り込んだ美しい紅葉の風景。

佐賀の紅葉を見に行く旅その2漆塗りの滑らかなテーブルに映り込んだ美しい紅葉の風景。

(何故だ、と。毎月楽しみに待っている、第三金曜日に配信される福永武彦電子全集がhontoではまだ配信されない。14巻は「海市」。配信済みの本が30%オフでバーゲン中なのだけど売れてないんだろうね。代わりにと言ってはなんだけど中上健次を買った。)

さて、渋滞でつかれ始めた頃、ちょうど昼時です、入り口まであと1.3Kmというあたりで、左手に広い駐車場が見えてきました。簡易トイレが見えていて、渋滞のための休憩所の様にも見えて、入り口はまだ先のはずなので行こうとすると、警備員さんが血相を変えて手振り身振りで全身を使ってここへ入れと言います。

トイレの前のほうに行列が出来ていたので、一旦車から降りて事情を聞こうと列の最後尾の女性にこれはどうなってるのだろうかと尋ねたのですが、私たちにもわからないとの返事でした。わからないのにここにいる。んん〜、どうしたもんでしょう。警備員さん必死で近寄れない。見ていると駐車しないで先に進む車もいます。どうする。説明も何もしてくれないんですよね。

車が上から降りてきて、中から人が降りてきました。実はこの駐車場、シャトル送迎用の車の乗り場だったのです。(パンフレットにも公式サイトにも書かれてなかったので)、想定外というか意外というか、期待してなかったので、驚きました。行列を見た段階でそうじゃないかな、という予感はありましたけどね。

送迎の車は2台で、10人乗りとと6人乗りの車が交互に稼働してました。私たちは25番めくらいの位置に並んでいたのですが、5分ほど待つと車に乗ることができました。

坂道でカーブした広くなった入り口まであと500mの場所でシャトルから下ろされました。シャトルに乗っていたのは約5分。目の前には車の長い行列が出来ていて、(先ほど先に行った車たちですね)中に入るまで相当かかりそうでした。つまりはシャトルに乗り換えるのが正解でした。シャトルでの移動大変ありがたかったです。

坂を紅葉の写真を撮りながらゆっくり上がっていくと、入り口周辺は来る人や帰る人で人だかりが出来ていました。にぎやかはにぎやかなんですが、いったい何を待っていたのでしょうか、入り口に上がる坂の手前で佇んでました。

入り口の坂の両側には紅葉が広がっていました。行列に並んで順番を待ちます。券売機でチケットを買うのですが、券売機の前に男の方がいて金を受け取って券売機でチケットを買って渡してくれていました。私達のすぐ前の女性が(事前に準備してなかったのでしょう)財布から100円硬貨を出して数えていましたが渡す時に落としてしまって拾い上げるのに時間を食ってました。奥さんは1000円札を出してました。

チケットをもったまま、中に入りました。チェックはありませんでした。少し坂があって、左にトイレ、右に山荘がありました。紅葉リフレクションの写真を撮るために山荘に向かいます。

階段を上って靴を脱いで靴箱に入れ部屋に入ります。紅葉撮影の漆のテーブルの前には行列が出来ていました。係の女性の指示に従って撮影の順番を待ちました。テーブルの前では2人ずつ8人が写真を撮しているので、指定された席について写真を撮りました。席を動けないので自由な角度で撮れなかったのがちょっと残念でした。漆塗りの滑らかなテーブルに映り込んだ美しい紅葉の風景。

部屋の中では窓から紅葉を撮影する人や、資料を見ている人で混雑してました。資料写真の紅葉を撮影している人もいましたね。窓の外には池があって、池のまわりの紅葉はここからとても見応えがありました。

続きます。