佐賀の紅葉を見に行く旅その6羊羹資料館
佐賀の紅葉を見に行く旅その6羊羹資料館

佐賀の紅葉を見に行く旅その6羊羹資料館

起床は7時でした。いつもの旅行に比べると遅い寝起きです。昨晩少々飲みすぎたようです。お酒は強いほうじゃないのに、自宅で飲む量より多かったですからね。奥さんは髪が乾かないうちに寝てしまったらしくて爆発していた髪を整えるのに時間がかかってました。

8時前、1階の食堂へ。食事は9時までなので十分時間があります。食堂には男性が1人だけで食事中にさらに1人男性が来ただけでした。昨日チェックインした時に遭遇した女性3人組と男性には出会いませんでした。ホテルの朝食は食べ過ぎるきらいがあるので、ご飯も味噌汁も少なめに、好きな卵焼きとウィンナーはちょっぴり多めで、最後にデザートでフルーツのヨーグルトかけを食べました。

8時半にホテルをチェックアウト。駐車場に出ると雨が降り出し始めてました。雨が降っても大丈夫なところということで、紅葉と滝を見に行くことはやめました。ここは来年以降の楽しみに取っておきます。

ホテルから30分、9時過に最初の目的地「羊羹資料館」に到着しました。もうかなり雨脚が強くなっています。天気予報があたったようです。紅葉をやめてよかった。

この羊羹資料館は「村岡総本舗」の本店横にあって、昭和59年開館ということです。それ以前は蔵として使われていたということで、レトロな年季の入った外観をしていました。佐賀の土産というと真っ先に小城羊羹を思い出しますね。(もう一つは丸ぼうろ)

開館は8時からということなのでこの手の建物としては開館はとても早いです。駐車場が道路を挟んでいたので、雨に濡れながら横断歩道ろ渡って資料館に向かいました。

入り口には誰もいませんでしたが、鍵はかかってなくて引き戸を開けて中に入ることができました。

1階は休憩所になっていて資料とかが置いてありました。

2階に上がりました。2階で最初に目についたのがようかんの購入額、2016年は佐賀県が1番になっていますが、西日本は佐賀県が目立つくらいで福井県とか栃木県とか山形県とか関東以北でよく食べられているようです。佐賀はやっぱり小城羊羹があるからでしょう。

2階はこじんまりとした感じ。誰もいないので話をしながらゆっくり見て回ります。

村岡羊羹の歴史。豊臣秀吉の朝鮮出兵によって肥前の地に外国のものが伝わってきて羊羹もその頃から作られるようになったとのことです。

羊羹の材料です。寒天と小豆と砂糖。砂糖は白双糖、グラニュー糖、氷砂糖、和三盆糖が陳列してありました。

羊羹の作り方。英語での表記があることから羊羹を知らない外国人向けの説明かな。流れだけですね。

小城羊羹のレッテルの歴史。

一番奥のガラスの中に陳列されていた、羊羹を作るための道具類。

結構長い時間いたような気がしましたが約30分でした。さーっとみれば5分で終わります。

資料館を出ると外は土砂降り。奥さんの傘に入れてもらって車まで戻ったのですが、大変です、奥さんの靴が(防水仕様じゃなかったので)水でぐしゃぐしゃになってしまいました。

続きます。