女王の化粧師を読みました。
女王の化粧師を読みました。

女王の化粧師を読みました。

New Order – Crystal (Live at Alexandra Palace, November 9th 2018)

涼しくなりました。みなさんお元気でしょうか?

先日受けた新型コロナワクチン接種4回目。あれから少し熱が出ました。37.2度。たいしたことありません。鎮痛剤を飲みましたが、この程度だとあまり効かなかったような気がします。絵里さんはモデルナアームになって「痛い、かゆい」と言ってました。それも3日程度で治りました。今はオミクロン株対応2価ワクチンに変わっているので安心感が増しますね。

さて、3巻まで読んでいた「女王の化粧師」、4巻まで読みました。honto です。忘れていたので3巻まで読み直しをしたので時間がかかりました。

「女王の化粧師」はビーズズログ文庫という女性向けのラノベのレーベルからでているので、おじさんには紙だと買いづらいですが、電子だと問題ありません。

もっとも2巻以降は電子でのみの発行で、なぜ紙で発刊されていないのか謎ですが、個人的には本はまず電子で発刊されて、希望すればオンデマンドで紙に印刷というのがコストも抑えられて無駄もなく、地球にやさしくて良いと思うのですが。

化粧の話はさっぱり分かりませんが、これも大丈夫です。化粧は自信のないお姫様に自信を持たせるための手段で話の筋は別ですから。

女子向けなので必要もないハーレム要素も、TLではないのでその手の描写もなく、かといって多分に恋愛要素も入っていて、手に汗握る戦いもあって、そういえば魔法もある。何度かどんでん返しもあるのでハラハラドキドキですね。

海と山脈と荒野に囲まれた小さな国「デリルゲイリア」では王女と女王が相次いで亡くなり、「女王選出の儀」がおこなわれようとしていました。15歳の「ダイ」は「デリルゲイリア」の花街で芸妓に化粧をすることで暮らしてましたが、女王候補のマリアージュ様の職人として雇われることになります。

この小説は今では珍しいことに作者のサイトで連載されたものです。全252話で、2022年4月4日に完結しています。その後の7月17日に note のエントリー(「女王の化粧師(カーテンコール)」)で完結宣言がなされています。

4巻までは長い物語の起承転結の「起」にあたります。本編とエピローグで残り4章あるので、出版されるとすると4章×4巻でこれから16巻も必要になりますね。長い!。

なろう版の説明文によるとハッピーエンドで終わる恋愛小説(らしい)ので安心して待ちましょう。これまでの例だと出版までの期間が長いのでとても待てないという方はWeb版で読むのがよいかと思います。女王の化粧師 

なろう版の紹介文には次のように書かれてます

ダイは若年ながら花街で腕利きの化粧師。ある日、女王候補の遣いと称する男から、彼女専属にならないかと引き抜きを受ける。諸事情あって引き受けたものの、ダイの新しい主人は癇癪もちのわがまま娘。五人いる女王候補の中で、最も玉座に遠いと侮られている上、女王になりたくないと大騒ぎ。ダイを引き抜いた男も、なにやら一筋縄ではいかない質のようで――困難続きの女王選から、ダイは大陸のひとつの歴史の転換に巻き込まれていく。
このお話は、女王候補が史書に名を残す名君になって、主人公カップルが大恋愛の末に結婚するハッピーエンドです。
※人は死ぬときは死にます
※主人公カップルは男女です。

ついでですが、個人サイトにあった紹介文はこうです。

探しに行こう。本当のあなたを」

小国デルリゲイリアは女王の選出に沸き立っていた。数人の女王候補を立て、誰がもっとも相応しいか競わせることが古くからの慣わし。厳しい審議の末、五人の女王候補が選ばれた。貴族たちが玉座争いに躍起になる中、娼館で腕を揮う化粧師を、一人の男が訪ねるのだが――。

これは一つの大陸の、新しい夜明けの物語。

もうひとつついでにビーズログ文庫の1巻の紹介文によると

あなたの化粧には力がある――。時代に翻弄された女王候補と化粧師の物語!

五人の候補者が次期女王の座を競う小国デルリゲイリア。
ある日、花街の化粧師であるダイの下に、女王候補の遣いと称する男ヒースが現れる。
ダイの腕を見込んだ男は、専属の職人にとダイを誘うが、主となる娘は“最も玉座から遠い”と言われていて!?
「わたしにできることはただひとつ。あなたを、あなたが望むように美しくするだけ」
WEBで大反響! グランドロマン開幕!!

文章が内容のわりに軽めな気がしますが気になるほどではありません。とても面白いです。

そういえば「○○○の館」というお酒を楽しむところがあったことを思い出しました。今では本当にあったのかどうかあやしくなるくらい昔の、「ダイ」ほどの波乱万丈ではない若かりし頃の思い出ですが。

では。