駐車場から奥にいったところにある千体地蔵尊です。実際に1000あるのでしょうか?数えられませんでした。
かなり多いのは確かです。
「夢にきて うつヽに帰る みどり子に 手を引かれつヽ 詣る 観音
子宝に恵まれたい方 千体地蔵尊に お願いいたしましょう
私に子供を授けましょう 真言 – オン、カカ、カビ サンマエソウカ と唱えましょう。」
(現地の説明板による)
千佛寺は水子供養で知られてますね。この日はここでは誰にも遭いませんでしたけどね。これだけの数の地蔵を目の前にすると圧倒されます。
千体地蔵尊の右奥の上の方です。滝になっていて磨崖仏の上から水が流れ落ちています。
手前の二千年蓮の池です。季節はずれでハスは見ることが出来ませんでした。
昭和二十六年三月三十日千葉県検見川の地下十六尺の泥炭層から二千五百余年前の丸木舟と一緒にハスの美三粒が発見されました。このハスの実はシカゴ大学原子核研究所で二千五百年以上も古い実であることが科学的に(ラジオカーボンテスト)証明されました。その後このハスの実の一粒が故大賀一郎博士の手によって発芽に製鋼し見事にピンクの色の花を咲かせました。大きさは八寸の大輪であります。その後この蓮は東京都町田市の圓林寺に移植され、大事に保護育成されてきました。かねがねこの蓮の事を聞き及んでいた、当山初代住職隅井妙真は、町田市の圓林寺に高築堯宥僧正を訪ねられ、ぜひ山口の地に分けて頂きたい趣旨を伝えました。高築僧正は話を聞くに及びいたく感動され、快く株分けを約束されました。その後平成九年五月、ようやく蓮の根茎が当山に送られてまいりました。このように当山に開花する蓮の花は、歴史ある誠に貴重な蓮であります。(現地の説明板による)
季節にはぜひ見てみたいものですね。
続きます。
(撮影日2008.07.28)