平松1号古墳
平松1号古墳

平松1号古墳

平松1号古墳

山陽小野田市津布田にある平松1号古墳です。
古墳は普段の生活の外にあって、山の中とか、人里離れたところで目に触れないと思っていたのですが、ここは道のすぐ横で、結構身近なところにありますね。

 

平松1号古墳

この道路は幹線道路ではないですが、車が沢山行き来するので誰にでも目に付きますね。

 

平松1号古墳

でも注目する人はあまりいないですね。ましてや車を止めて写真など撮っている人はいません。

 

平松1号古墳

ここは、玄室には入れないように金網は張られていますが、山の盛り上がりも低いですね。金網のすぐ横から古墳の上に登ることもできそうです。

 

平松1号古墳

というよりこの写真でわかるように登り放題!ですね。古墳の回りには風に吹き寄せられたのか、ゴミが散乱しています。

 

平松1号古墳

この古墳は、後期古墳時代(6C~7C)に築造され全国的に分布している横穴式古墳である。この古墳の構造は羨道(入り口からの通路)前室玄室(棺の設置場)からなり最初、石を積み上げ後で盛り土をしたものである。古墳の規模は、外形で南北径12.5m東西径10m、高さ3.7m 内部の最広部幅2.35m最狭部1.8m 石室天井の高さ1.8mである。この古墳の発見時代、副葬品(須恵器1個)、出土品等不明出であるが、瀬戸内海を見おろし、遠く豊後の国を見る景勝地を選んでおり、この地域の豪族の墓として、支配者のけんいを象徴する性格を備えている。(現地の説明板による)

そんなに重要な古墳ならもっと大切にしようがありそうなものですが、どうなんでしょう。

では。

(撮影日2009.02.18)