山頭火句碑(妙青寺)
湧いてあふれる中にねている 山頭火 この句碑は川棚温泉の奧、妙青寺の境内にあります。昭和七年に山頭火は、妙青寺の境内に庵をもうけています。 では。 (撮影日2008.10.20)
湧いてあふれる中にねている 山頭火 この句碑は川棚温泉の奧、妙青寺の境内にあります。昭和七年に山頭火は、妙青寺の境内に庵をもうけています。 では。 (撮影日2008.10.20)
ひとかたに流 るる潮の見ゆる まで中空の月海 峡に照る 昭和31年5月佐藤佐太郎は 関門海峡に臨む阿弥陀寺町の旅舎に一泊した。そのときに作られた歌である。後に歌集「群丘」に収載するにあたって 第二句「潮」は「渦」と改作さ …
これが私の故里<ふるさと>だ さやかに風も吹いてゐる 心置なく泣かれよと 年増婦<としま>の低い声もする あゝ おまへはなにをして来たのだと・・・・・・ 吹き来る風が私に云ふ 湯田の高田公園内にある中原中也の詩碑です。 …
月を笠に着て 遊ばゞや 旅のそら 田耕農林漁家婦人活動促進センターの駐車場横にある菊舎句碑です。句そのものは裏側(グランド側)に刻まれています。表から見たのがこれ。菊舎の碑としか書かれてません。   …
故郷や 名も おもひ出す草の花 田耕小学校正門はいってすぐ左にある菊舎句碑です。 文政七年(1824)一字庵菊舎尼(本名田上道)が今生の暇乞いに長府からふるさと田耕を訪ねた際、秋風に吹かれる野 …
ほろほろ酔うて木の葉ふる 酒を愛し、句を求めて半生を行乞行脚の旅に過ごした種田山頭火が、ここから約五百米東にある龍泉寺上隣の民家の離れ、四畳一間に小郡其中庵から移ったのは、昭和十三年十一月下旬で、風来居と名 …
家の裏にでると、渦潮の巻く瀬戸を船が上下した。 対岸の目と鼻の先には和布刈神社があった。 山を背に鬱蒼とした森に囲まれ、中から神社の甍などが夕陽に光ったりした。 夜になると、門司の灯が小さな珠をつないだように燦めく 「半 …
年経て郷の祭りに逢て 錦着るや一世の晴の月の笠 菊舎 女流文人田上菊舎(本名 道)は、宝暦三年(一七五三年)十月十四日、長府藩士田上由永(後に本荘了左)の長女としてこの地に生まれる。明和五年(一七六八年)道 …
「いつしか明けてゐる茶の花」この句碑は其中庵入り口にあって、訪れる人を静かに迎えてくれます。字体がくずれているので、判読するのにしばし立ち止まります。奥に見えている建物が其中庵です。其中庵のまわりには山頭火が住んでいたと …
「あんな船の大きな汽笛だつた」 山頭火 下関市のカモンワーフの駐車場の隅っこにある山頭火句碑です。カモンワーフの中ではないのわかりにくいです。これは最近建てられたもののようです。 十一月廿三日 曇、時雨、下 …