大正中区の公会堂(公民館)は一風変わっている。
もともと熊野神社のお旅所として昭和9年に建てられた。
神社はいま中領八幡宮の神域にある。
これが公会堂になったのは戦後、大正上・中・下3区共同の集会所となったからである。
その後、上・下区とも独自の公民館を持ったので、
中区専用となり地域の人は今でも「お旅所」と呼んでいる。
(「ふるさと小郡たずねある記100選」)
熊野神社って、岩戸神楽のあの熊野神社なのかな。
入り口の両側ある石の柱が、神社のお旅所の名残りなのでしょうか。
以前訪ねたときは、子どもたちが公民館前の広場を運動場がわりにして遊んでました。
建物は何の変哲もない感じですが、手前の屋根が神社ぽいです。
「大正上中下区公会堂」の表示とともに、「熊野神社御旅所」とはっきり記されています。
それも2ヶ所。
手前の石柱の左に掲示板が留められています。
この表示は昭和12年になってます。
では。