110円のしあわせ。
110円のしあわせ。

110円のしあわせ。

Gareth Emery @ Luminosity Beach Festival 2022, Netherlands (June 24th, 2022)

「ブックオフはアルゴリズムの外側にある」。

17歳高校生DJが語る「ブックオフ」再評価の必然 | ブックオフで生きてきた

こういう文章を読むと、学生時代古書店街をうろついていたわたしとしては、共感できてとてもうれしい。

ふらっとブックオフに行って何冊かの本を買うと、買った満足感と内容への期待感でとてもしあわせになります。

これは新刊でも同じなのですが、新刊は高いので満足不満足のハードルが高いです。ブックオフで100円で売られている新書は買いやすいので満足度は高く、不満足度は低いです。

興味の湧くまま買ってきて、気分にまかせて読む。

疲れたら読むのをやめて、理解が難しかったらいったんやめて頭のなかが熟成するのを待つ。別のタイトルを手に取り読み始める。小説を読むのに疲れたときの頭休めに、気分転換にとても良いです。

先ほど読み始めたのは「ブログ進化論」岡部敬史。2006年の発行なので内容が少し古いです。知っていることと知らないことがあって懐かしさが先に立ちます。でもまあ、それだけでもう十分満足です。

本への欲望は音楽と同じで尽きることがありません。読んでも読んでも終わりがないです。100冊本を持っているからもう買わないでもいい、とはなりません。全部内容が違うのですから、全部違ったものなのです。

本は、紙でも電子でも買いやすい方、読みやすい方で買って自由に読めば良いと思います。

では。