吉敷龍造寺の境内にある六地蔵。龍蔵寺の六地蔵には光輪がついているので気品が感じられます。位の高い地蔵さんなのでしょうか?
釈尊入滅後、弥勒茲尊の出世せられる前五十六億万年もの長い間、いわゆる無仏の五濁悪世に身を置いて、未だ三界を出ず苦しみ続けている。六道の衆生を能化する様に釈尊から依頼された為、六道・能化の地蔵尊というと地蔵菩薩本願功徳経に書いてある。地獄道・餓鬼道・畜生道・修験道・人間道・天人道、同じ一人の地蔵尊が、その目的と救う対象に合わせ六体のお姿に姿を変えて現らわれたものである。民話昔話にある笠地蔵で有名な六地蔵さんは広く親しまれ、道端に立っている。道に迷うた衆生(私たち)を各々正しい方向へ案内、導いて下さるものである。(現地の説明板による)
では。
(撮影日2008.06.22)