過去に想いをはせる
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細い路地の突き当り、民家の軒先にある高杉晋作ゆかりのひょうたん井戸

高杉晋作が身を隠したと伝えられている「ひょうたん井戸」です。伊崎町にあります。   ひょうたんらしき物も形ないので、ひょうたんというのは単なる名前なのでしょう。   前来たときも、金だらいはここにあり …

山口十境の詩その8「鰐石に雲を生ず」鰐石の重岩(わにしのかさねいわ)

鰐石の重岩のあるこの椹野川沿いの道は滅多に通ることはありませんが、平川から山口駅の裏側を通って上山口に抜けることができます。   山口の町の東南の入り口はこの鰐石であった。山口に出入りする旅客の歓送迎がここで行 …

赤間硯の里

宇部市赤間硯の里。これは駐車場脇にある「匠の里石碑」。国道2号線舟木の「岡の坂交差点」に「赤間硯の里」の標識がでています。   この交差点を山側に曲がり、しばらく行くと三叉路があります。三叉路を左へ曲がり、万倉 …

勝山御殿跡

勝山御殿は田倉の住宅街を抜けた四王司山の麓にあります。ここから先には住宅はありません。   1863年(文久3年)風雲急を告げる幕末、関門海峡において外国船との間に戦いが起こる。当時の長府藩主毛利元周は、海岸に …

渡し場跡

木屋川の渡し場跡です。すぐ横がゴミステーションになっているのであまりいい景色ではありません。目の前に石柱が見えています。   木屋川に橋がなかった頃は、ここから対岸へ船で往き来したので渡場と呼ばれるようになった …

林勇三記念碑 ふるさと小郡たずねある記100選その18

県立農業高校へ入る道の途中、山口市小郡上郷児童館の後ろにある「林勇三記念碑」です。林勇三は椎の木峠トンネルを造った地元の大庄屋。   この場所には説明板も何もないので、一体このひとは誰だろうと思う方もおられると …

藩主巡覧記念碑 ふるさと小郡たずねある記100選その22

椎の木峠トンネルから上に300メートルばかり上がったところに、藩主巡覧記念碑があります。この坂を登ったところですが、紐が張ってあって薄暗くて行くのに少しためらわれます。紐なので通ろうと思うとなんなく通れます。登ってみたら …

椎の木峠トンネル ふるさと小郡たずねある記100選その21

山口市指定史跡の「椎の木峠トンネル」です。   一八五一(嘉永四)年、上郷の庄屋だった林勇三が、仁保津段丘の山林や畑を水田にするため、この椎の木峠に掘った灌漑用トンネル。全長六六メートル。椹野川氾濫の被害をうけ …